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生誕祭、お手紙


1/26(日)、人生で2回目の生誕祭を無事に終えることができました。本当にありがとうございました。素敵な日を迎えることができたのはいつも応援してくださっている皆さんのおかげです。

生誕ライブでお手紙を読み上げるアイドルさんは多いと思うのですが、ただ手紙を読むのではなくライブの演出の中の一つしてみんなに語りかける感じにしたくて、3曲目が終わったタイミングで読まさせていただきました。その手紙の内容をブログに残したいなと思い、今回の更新に至りました。以下が手紙から抜粋した文章です。みんなに私の気持ちが届いていたら幸いです。



今から約2年4ヶ月前にアイドルとしてステージに初めて立ちました。その時はほぼセルフプロデュースでプレデビューという形でしたが、歌が好きなただの一般人としてライブ配信をしていた私にとっては、ステージに立って踊りながら人前で歌を披露するという経験はとても重みのあるものでした。

きょうかとはライブ配信を通じて出会い、2人でアイドルをすることが決まるまでに時間は要しませんでしたが、当時はアイドルにほとんど興味がなくて、特典会という言葉も知らなかったし、アイドルについての知識が全くない状態でのスタートでした。でもステージに立つうちにみんなの理想に近づきたい!アイドルって楽しい!という思いが湧き上がってきて、業界の知識を付けるために勉強しました。

ですが私は自分のことをお手本のようなアイドルではないと思っていて、辛いことがあると病むし、それを上手く隠せないし、自己中でワガママだし、性格も良くないし、思ったことをすぐ言ってしまいます。

身体も強くなくて、今かかってる持病だけでも3つもあって毎週病院に通わないと活動を続けられなくて、今すぐアイドルを辞めたとしても普通の会社員のような生活は難しいくらい不安定な状態です。そんな私だからみんなに辛い思いとか悲しい思いとかも沢山させてきたと思います。

実際山口にいる家族も活動自体は応援してくれているけれど、身体の事でかなり心配をされていて実家に帰って来てもいいんだよと言われた時は、人に迷惑をかけるくらいならもうやめてしまった方がいいかなとも考えました。半年以上治らない喉の痛みに加え声もまともに出せなくて、指定難病にもかかって、一生このままだったらどうしようって涙が止まらない日もあります。

それでもステージにまだ立っていたいと思えるのは応援してくれるみんなが居るからです。おとちゃんが大きいステージに立つところが見たいよ、とか、おとちゃんの歌が大好きとか、おとちゃんが居るとライブ楽しいとか、今日のステージ感動したよとか、みんながくれる言葉がどんな治療や薬よりも私を元気にしてくれました。

デビューしたての頃は名前を名乗っても誰も自分たちのことを知らないし、それが当たり前でした。でも今はMiXBeRRYのことを知ってくれる人が少しずつ増えてきて、あの時は不可能だった小さな夢が少しずつ現実になっています。デビュー当初から目標だと宣言していたO-EASTでのワンマン、更にその先の夢も、まだまだみんなと叶えていきたいです。1人だったらとっくのとうに心折れて全部諦めていたと思うけど、私に関わってくれている全ての皆さんのおかげで私はいまこうして大好きな音楽に囲まれて生きています。ありがとう。

そんな皆さんとこれからも一緒に夢を追いかけられますように。

水瀬おと

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