過去のボールスクリーン/PNR関連noteのまとめと、PNR指導の実際
こんにちは、現代バスケットボール戦術研究(MBTR) @MBTResearch です。(ブログ / togetter/YouTube)
[ ※これまでの記事はマガジンから→「現代バスケ戦術研究ノート」、「プレイブック・マガジン」 「バスケットボール・ドリルまとめ」 ]
今回はマガジン第21回として、これまでのボールスクリーン/PNR関連のnoteをまとめつつ、PNR指導の実際について考えます。
① 基本編
ピック&ロール・ドリル⓪ ボールスクリーンの基礎
ピック&ロール・ドリル① vsファイトオーバー、アンダー
ピック&ロール・ドリル② vsハードショウ、スイッチ
ピック&ロール・ドリル③ vsドロップ、アイス
ピック&ロール・ドリル④ 発展編
DHO(ドリブルハンドオフ)ドリル
ボールスクリーン/PNRの基本の攻防についてまとめた記事群です。
相手のDFの型に応じた「後出しジャンケン」を正確に引き出せることは、PNR運用の基礎にて究極です。
また、局所的に2on1を作ってアドバンテージを波及させるPNRの構造上、Early Rollの概念は極めて重要です。
② PNRトラブルシューティング
ピック&ロールからのオフェンス展開が停滞する理由①
ピック&ロールからのオフェンス展開が停滞する理由②
ピック&ロールからのオフェンス展開が停滞する理由③
こちらは、PNRの基本をただ論じるのではなく、トラブルシューティングとしてまとめることで、炙り出すように基礎を定着させることを目指した記事群です。
「ピック&ロールを取り敢えず導入してみたが、なんか上手くいかなかったので、とりあえずやめてみた」
という経験はバスケ指導初心者あるあるではないでしょうか。
それを克服するための仔細なデバッグとして使える記事群となっているはずです。
③ボールスクリーンモーション
ボールスクリーン・モーションの全て① 基本編
ボールスクリーン・モーションの全て② ContinuityとTips
ボールスクリーン・モーションの全て③ 発展編
ボールスクリーン・モーションの全て④ BSMの難点
今や猫も杓子も使っている感のあるボールスクリーン・モーションについて、その構造を解剖し、発展形や難点に至るまでまとめた(自分で言うのもなんですが)労作です。
BSM (Ball Screen Motion)を導入するのであれ、しないのであれ、さわり程度は理解しておいて損はないと思います。
④MUM (Match Up Making)
Match Up Makingとそのディティール 前編
Match Up Makingとそのディティール 後編
厳密にはPNRに限定されませんが、主にボールスクリーンを通じて有利なマッチアップを創出していくのが、(独自概念で恐縮ですが)MUMと個人的に読んでいるコンセプトです。
単にそれだけなら何となく出来ているプレーヤーやチームもありますが、より一層MUMを成立させやすくしたり、有効活用する工夫(Boomerang, Double Ball Screenなど)や、MUMに対するカウンター(No Switch, Deep Drop…)、MUMでありがちなエラー(Nonsense Screen, Bad Spacing…)についても網羅的にまとめている点で、どのカテゴリーのコーチにとっても一読の価値があるものに仕上がっていると思います。
⑤ PNR指導の実際
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現代バスケ戦術研究ノート
バスケットボール戦術についての研究ノートを掲載。 月1-2回程度更新。
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