5 Outは良いスペーシングなのか? ①5 OutのPit Fall
こんにちは、現代バスケットボール戦術研究(MBTR) @MBTResearch です。(ブログ / togetter/YouTube)
[ ※これまでの記事はマガジンから→「現代バスケ戦術研究ノート」、「プレイブック・マガジン」 「バスケットボール・ドリルまとめ」 ]
今回はマガジン第14回として、5 OutスペーシングにまつわるPit Fallについて論じていきたいと思います。
全ポジションに一定以上のアウトサイドシュートの能力が求められるようになり、4〜5番にも適宜のPopないしCornerやSlotへのSpot Upが陣形的に要求されるようになってきている中で、5 Outという言葉がポジティブな意味で多用されるようになっている印象があります。
しかし、そこでは陥りがちな大きな陥穽(落とし穴、pit fall)があるように思われてなりません。
5 Outを運用するにあたって気をつけるべきポイントについて、端的に解説していきます。
Ⅰ. 5 Out & stayはドライブを難しくする
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