ボールスクリーン・モーションの全て① 基本編
こんにちは、現代バスケットボール戦術研究(MBTR) @MBTResearch です。(ブログ / togetter/YouTube)
[ ※これまでの記事はマガジンから→「現代バスケ戦術研究ノート」、「プレイブック・マガジン」 「バスケットボール・ドリルまとめ」 ]
今回は、現代バスケ戦術研究ノート 第8回として、ボールスクリーン・モーション完全ガイド第一弾:基本編について論じていきます。
ボールスクリーン・モーション(ユーロ・ボールスクリーン・モーションなどとも呼ばれる)については、既に数多くの人々が取り上げています:
【初級編】俺が思う最高のモーションオフェンスを解説します【バスケ】 (be a baller)
また、過去にもこのオフェンスについて拙ブログにて部分的に取り上げたこともあります:
ヨーロッパで、NCAAで、もちろんNBAで、また日本でも、大なり小なりこのBall Screen Motion (以下、BSMと独自略称します)のコンセプトを用いたモーションオフェンスが展開されるようになっています。
今回は、このBSMの構造やパターンを、3回に分けて解説していこうと思います。
①基本編
-1 キーアクションとそのバリエーション
Key Action: Backdoor & Replace DHO (BRD)
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