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ボールスクリーン・モーションの全て④ BSMの難点

こんにちは、現代バスケットボール戦術研究(MBTR) @MBTResearch です。(ブログ / togetter/YouTube
[ ※これまでの記事はマガジンから→「現代バスケ戦術研究ノート」、「プレイブック・マガジン」 「バスケットボール・ドリルまとめ」 ]

BSM第一弾 では、基本編として、キーアクションとしてのBRDとその他のバリエーション(Chicago, Curl DHO, Thru DHO, Delay Flareなど)、またSPR, Delay, Elbow, PNPといったEntryのバリエーションについて網羅的に論じました。

BSM第二弾では、Continuity(ループするオフェンスシステム)とBSM全般で使えるTipsについて論じました。

BSM第三弾として、BSMから展開する発展的なオフェンスパターンについて、網羅的に取り上げました。

今回はマガジン第11回、BSM第四弾として、ボールスクリーン・モーションの運用上のウィークポイントについて取り上げて論じていきます。

④BSMの難点

 -1. スペーシングに難あり

BSM②ContinuityとTipsで論じたように、BSM ContinuityにおいてはWeakside TopにBigを置いてパスする形で展開していくことになります。

その際、上図で示すように、x5がHandlerのドライブを制約してしまったり、4のFlashがHandlerのドライブとスペース的に被ってしまったりが運用上で不都合になることが起こりやすいです。

根本的には、オフボールビッグがDunker〜Dead Lowではなく、TopやTop of the keyにポジショニングすることで必然的に起きてくる問題になります。

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バスケットボール戦術についての研究ノートを掲載。 月1-2回程度更新。

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