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誤認しやすい16タイプ④〜タイプ迷子への案内図〜

16タイプは自分の内面と向き合うツールであるからこそ、自分を客観的にみることが難しく、「タイプ誤認」「タイプ迷子」になりやすいツールでもあります。

そこで、前回に引き続き、タイプ迷子になりやすいシチュエーションの具体的な例をいくつかご紹介します。

今回は判断型(J型)と知覚型(P型)について取り上げています。


前回までの記事も是非参考にされてくださいね。

判断型(J型)が自分を知覚型(P型)だと思う瞬間

(1)計画を立てていないとき
細かすぎる計画を立てると潰しが効かないと感じ、大雑把にしか計画を立てない判断型さんや、休日には全く計画を立てずに過ごす判断型さんも居ます。

(2)興味がないとき
自分にとって重要なことに限定して計画を立てる判断型さんも居ます。その場合、興味のない物事に関しては「中断されなければそれで良い」程度に捉えているかもしれません。

(3)事前に着手できなかったとき
事前に課題に着手できず、最後に追い込まなければならない状態に多く陥った場合、知覚型さんのように自身を最後に一気にやることを楽しむタイプだと感じるかもしれません。

(4)情報が足りないとき
例えば新しい環境などで情報が少なく、枠組みを作り制限することで不適切な結果になると感じた場合、判断型さんは「今は計画を立てない」という計画を立てるでしょう。

(5)あえて先延ばしにするとき
計画や枠組み自体は持つものの、締め切り前に適度なプレッシャーがある方が集中できる判断型さんも居ます。

知覚型(P型)が自分を判断型(J型)だと思う瞬間

(1)几帳面であるとき
秩序を大切にし、規律正しく、周囲の環境を整理しておくことを好む知覚型さんも多く居ます。几帳面さが判断型さんのように見えるかもしれません。

(2) 結論を確信しているとき
結果や結論がどうなるか確信しているときの知覚型さんは、様子をみる間もなく判断を素早く決着づけるかもしれません。

(3)事前に着手したとき
知覚型さんが締め切り前ののプレッシャーでドライブがかかるからといって、必ず最後まで課題を残すわけではありません。特に興味のある物事であれば、「とりあえず着手してから考える」場合も多いことでしょう。

(4)他の人と共有したいとき
仕事などで自分の課題を共有したい場合には、相手の為に秩序に基づいて体系立った行動を取ったり、計画やスケジュールを紙に書き出したりするかもしれません。

(5)情報が足りないとき
情報が足りず状況を認識するのが難しい場合、自発的に動こうとは思わず、課されたルーチンやスケジュールに従い、時間内に完了させることを重視するかもしれません。


いかがでしたか?

「タイプ迷子への案内図」は本記事を含めて4本記事がありますので、ぜひ他も併せてご覧ください。
みなさんが16タイプへの理解を深める為のお役に立てれば幸いです。

また、「タイプ迷子」になったときは、心理機能を分析することも一つの方法です。タイプに迷われている方や心理機能に興味のある方、AIを使っての分析が気になる方はこちらもご参照ください。

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