マガジンのカバー画像

町内会

16
2021年度に町内会の会計をやったときの経験を新たな出発点として研究します。
運営しているクリエイター

#校区自治連合会

町内会・自治会の「上」に存在する組織

1. 校区自治連合会 2. 小倉南区自治総連合会 3. 北九州市自治会総連合会 4. 会則上の注目すべき点 校区自治連合会の会則では、上の「市・南区総連合会」との関係について「連携協力」という表現を使っている。 これに対して、校区自治連合会から連携協力の相手として位置づけられた区自治総連合会の会則では、校区自治連合会との連携協力ではなく、非対称的に、下の校区自治連合会間の「相互の緊密な連携協力と親睦融和を図る」という目的が掲げられている。 本来的には、校区自治連

ある町内会の単年度収支から辿っていって考えたこと: 校区「社協」・校区自治連合会・区自治総連合会等との会計上の関係

2021年度に町内会の会計の役を務め、分からないことを調べてみたときのことを書いてみる。そうすることで、会計処理の透明性や「草の根レベルの民主主義」が重要だという観点を再確認してみようと思う。 1. 単年度収支の推移 まず、町内会の単年度収支の推移(2014年度から2020年度まで)の表を紹介しよう。この表から、色々なことの説明を始めることができる。 たとえば、出不足金について、役員手当について、「校区分担金」について、さらに、あとで詳しく触れるつもりであるが、その分担