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町内会

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2021年度に町内会の会計をやったときの経験を新たな出発点として研究します。
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#商店街組合

都市の社会集団

かつて、農村社会学者でもあり都市社会学者でもあった鈴木栄太郎が、都市の社会集団について、町内会等を地区集団として捉え、各種の生活拡充集団(ボランタリー・アソシエーション)とともに「余暇集団」と捉えました。商店街組合、同業組合、労働組合は、「生業組合」として一括し、地方自治体と並べました。これらよりも重要視されたのは、世帯、職域、学校であり、都市における人びとの生活は、基本的な集団としての世帯と職域(及び学校)との間を往復する形で営まれる、と捉えました。 この考え方に従えば、