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iPhoneアプリでミュージック&ビデオを制作 NO.2

前回にiPhone標準アプリだけでミュージック&ビデオをつくりましたが、今回もiPhoneだけで制作します。作曲にKORGのiKaossilatorを動画編集にはCyberLinkのPowerDirectorを使いました。動画は素材サイトのPixabayから著作権フリーの雨の動画を使っています。

こちらが完成したものです。雨粒が飛び跳ねて踊り出すことをイメージしました。

iKaossilator

音楽知識不要で演奏ができるシンセサイザーアプリです。画面をタッチするだけで音程を外すことがなく曲ができちゃう優れものです。

スケール、キーで設定した音しかでないので音程を外すことがありません。
50種類のプリセットが用意されています。音を抜き差しするだけでも曲になるのが楽しいです。
ドラムはRetroboxxxを
パッドにはPumpPadを
動画のカットの切り替えにModBellを効果音として使いました。

演奏をリアルタイム•レコーディングで出力し約2分の曲を作りました。音量にバラツキがありますがコンプレッサーなどの機能はありません。というかミックスやマスタリングをするアプリではないです。

PowerDirector

動画編集にはPowerDirectorを使いました。スマホのアプリですが動画編集機能は一通り揃っています。スマホアプリでエフェクトやフィルター、キーフレームまで使えるのは驚きです。縦向きでも使えるのが便利です。    

まずは雨の動画と、先ほど作った曲をトラックに読み込みます。最初と最後に黒いカラーボードを使いフェードアウト、フェードインさせます。
読み込んだそのままの雨の動画素材です。素材は1つなので拡大•移動•反転して複数の素材にします。
拡大したもの
拡大、反転したもの
曲のModBellが鳴ったタイミングでカットを切り替えたいので、そのつなぎ目にトランジションを使います。これにはぼかし(レンズ)を適用します。キラキラしたエフェクトが入りました。
フィルターで色合いを変えます。風景からSN07を選択し30%ほど適用。画面の四隅を暗くするビネットが入ります。
曲のPadに合わせて雨粒を踊らせたいのでエフェクトのソウルを適用。設定は周波数30 強度29にしました。


iPhone15 Pro Maxのみを使って制作しました。前回と比べると少しは凝ったものが出来ました。PowerDirectorは色々な機能がありますが、キーフレームの動作が若干不安定なようです。
次はiPadを使ってミュージック•ビデオを制作してみようと思います。頑としてモバイルでの制作にこだわります。ではでは。

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