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DALLE3のシード値(seed)を用いて物語&イラストをChatGPTにて同時自動生成!(無料説明あり)

今回はシード値のことを書こうと思います。これを使うと、安定したAIイラストが描けます。

あるキャラクターを作って、ポーズを少し変更したいとします。その時に、プロンプトのみの変更だと、キャラクターの特徴がランダムに変化しすぎてしまいます。そのランダム性を制御するのがシード値になります。

ChatGPTによるシード値の説明

シード値を出すには

シード値を出すには、その画像のシード値をChatGPTに聞けば出てきます。

まず、画像を生成します。

クリエイティブAIイラストメーカーを使用

画像は私が作成したプロンプトソフト『クリエイティブ AIメーカー』を使用して生成しています。

この画像のシード値をChatGPTに聞けば、シード値を教えてくれます。

つまり、この画像のシード値は「788437061」であることがわかりました。
この数字をコピペして、次の画像を生成すれば、これと類似した別パターンの画像ができるわけです。

シード値を使用する

では、シード値を使っていきましょう。
『クリエイティブ AIメーカー』では「天使と猫のハーフ」と言う設定になっています(設定はランダム)。ですから、猫耳のみにしようと思い、以下のようにプロンプトを出しました。

すると、人間の耳が消え、猫耳のみとなりました。しかし、天使の輪と羽が消えてしまいました。あと、魔法の杖も持たせたいと思いました。

そこで、この画像を維持しつつ、再度、付け加えることにします。
これは学習モデルを使用し、何度も生成させて、ユーザーの好みを学習させるためです。

サンプル物語1

最初にシード値を用いた自動生成プロンプトを打ち込むと、以下の物語と画像が同時に生成されます。

※ここでは画像のクオリティを学ぶことはできません。画像のクオリティはご自身で学んでください。

サンプル物語2

サンプル2は㊙︎テクニックを同時に用いたものです。

天使の羽が小さいので、そこを修正したものが以下です。

【注意点】

・ご覧いただいたように、シード値により、完全に同じ画像を生成できるとは限りません。単純なものほど類似画像を生成しやすいですが、複雑になると制御が難しくなります。

・このブログで学べるのは、上記のレベルでの類似画像生成です。美しい画像生成は、ご自身で学んでください(ここでは学べません)。

・このブログの最後の項目の『物語&イラスト自動生成プロンプト(簡易版)』は最低限の物語と画像生成のみとなります。例えば、コマ数やあらすじなどの細かい項目設定は入っていません。ご自身で、この自動生成プロンプトを改良していただくことになります。

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