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AI覚醒!『アテンションプロンプト』でタスクを実行可能に!(ChatGPT長文プロンプト・複数タスク・GPTs作成に必須)

みなさん、こんにちは。

最近、AIとの対話で思うような結果が得られないことってありませんか?

特に長い指示や複雑なタスクを与えるときに、AIがポイントを見逃してしまうことがあるんです。そんなとき役立つのが

「アテンションプロンプト」

です。

今日はこの便利な技について、一緩にお話ししていきます。

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アテンションプロンプトって何?

アテンションプロンプトは、AIの注意力(アテンション)を特定の部分に向けさせる方法です。人間同士の会話でも、重要なポイントを強調したり、声の調子を変えたりしますよね。アテンションプロンプトは、AIとの対話でそれと同じことをするんです。

AIには「アテンション機構」という仕組みがあります。これは、入力された情報のどの部分に注目すべきかを決定する機能です。アテンションプロンプトは、この機構に働きかけて、AIの注目すべき点を制御するんです。

アテンションプロンプトの3つの主な方法

  1. ストラクチャー法: これは、プロンプトの構造を工夫して、重要度の優先順位をAIに明示的に伝える方法です。例えば、最も重要なタスクを最初に書く、または番号を付けて優先順位を示すなどの方法があります。

  2. 自由アテンション法: この方法は非常にシンプルです。重要な部分を「重要」という言葉で括るだけです。例えば、「【重要】この部分に注目してください【重要】」というように使います。単純ですが、意外と効果的なんです。

  3. マークダウンレベル調整法: これは、マークダウンの見出しレベルを調整して、相対的に重要な部分を目立たせる方法です。例えば、最も重要な部分を「# 」で、次に重要な部分を「## 」で表すといった具合です。優先度の低い部分のレベルを下げることで、重要な部分が相対的に目立つようになります。

実際に試してみた

ニュースから自動で記事を作るアプリを作ろうとしたときのこと。最初は全部まとめて指示を出したんですが、うまくいきませんでした。そこでアテンションプロンプトを使って、タイトルとセクションの生成に注目させたら、見事に成功したんです。

⬇️ピンポイント視聴は以下からどうぞ🍀
5:24 - アテンションプロンプトを使用したタスク優先度の調整

ChatGPTのキャンバス機能でも試してみました。「重要度強化」とか「高重要度タスク」といった言葉を使うと、AIがちゃんと理解してくれるんですよ。

⬇️ピンポイント視聴は以下からどうぞ🍀
10:58 - キャンバス機能を使用したプロンプト改善の実験

使用例


Key君さんがアテンションプロンプトを試してくれたようで、使用例をとてもわかりやすく書いてくれていますので、こちらをチェックしてみてください。

私よりもわかりやすく書いてくれていますw

AIの「目」を可視化する

面白いのが、AIが文章のどこに注目しているかを可視化できること。例えば、仏教について書かれた文章で試してみました。するとAIが「四諦」や「八正道」といった基本的な教えに注目していることがわかったんです。

でも、ここで気をつけたいのが、AIの注目点が必ずしも正しいとは限らないということ。仏教の例で言えば、AIが重視している部分と、実際の仏教学で重要とされる概念が違うこともあります。

⬇️ピンポイント視聴は以下からどうぞ🍀

18:34 - 仏教に関するアテンションスコアの分析と改善

⬇️アテンションスコア改善の実践(Youtube・ショート動画)

結局のところ、人間の知識も大切

そう、AIは便利なツールですが、それを使いこなすのは私たち人間なんです。専門知識や判断力を持っていれば、AIの出力を適切に評価し、必要なら修正を加えられます。

だからこそ、AIを使いながらも、自分自身の知識や理解を深めていくことが大切なんです。AIと人間、お互いの強みを活かしていけば、もっと面白い結果が得られるはずですよ。

⬇️ピンポイント視聴は以下からどうぞ🍀

22:50 - アテンションバランスの調整と専門知識の重要性

アテンションプロンプトの活用:まとめ

アテンションプロンプトは、AIとのコミュニケーションをより効果的にする強力なツールです。しかし、それを最大限に活用するには、私たち自身の知識や判断力も磨く必要があります。

  1. プロンプトの構造化: タスクの優先順位を明確にし、重要な指示を目立たせましょう。

  2. キーワードの強調: 重要な部分は「重要」などの言葉で括って強調します。

  3. 視覚的な工夫: マークダウンなどを使って、重要な部分を視覚的に目立たせましょう。

  4. アテンションの可視化: AIの注目点を確認し、必要に応じて調整します。

  5. 人間の知識との組み合わせ: AIの出力を自分の知識と照らし合わせ、適切に評価・修正しましょう。

これらの方法を組み合わせることで、AIとのより効果的なコミュニケーションが可能になります。

それでは、また!

【プロフィール】
ワンダー・佐藤源彦(さとう もとひこ)
医療系の研究所、心理学の研究所の勤務を経て独立し、AI・心身に関する研究をしている。
主著『東洋医学と潜在運動系』、2年間専門誌に連載、など執筆業を行いつつAI共創ライティングを開発中。
心理学・カウンセリング・コーチングをAIに技術転用し、AI共創学を開発している。

https://linktr.ee/motohiko.sato

文章生成:Claude3.5sonnet
図解生成:同上
画像生成:ChatGPT-4o・DALLE3

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