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ChatGPT4o(オムニ)でエクセル化・グラフ化・分析などインタラクティブに

最近、仕事が忙しく更新できていませんでした(AI企業研修をやっていました)。
ということで、今更という感じですが、ChatGPT4oのエクセル・グラフ・分析などをインタラクティブに行うことを述べたいと思います。

今回の件は、『ChatGPT学習物語』という小説に、ゆる〜く書きましたので、もしよかったら、そちらもどうぞ!


インタラクティブな画面表示機能

データをエクセル化したり、ChatGPT内でエクセルデータを変更したりするのは、既にChatGPT4の時代から可能だったので、使用していた方もいると思います。

今回の変化は、そのエクセルデータをChatGPT内で画面表示できることにあります。

例えば、以下は日本の人口の2000年から2023年までのデータですが、エクセル表が、このように見えるようになっています。

エクセル化と画面拡張・修正

やり方は簡単で、何かの表やデータがあれば、

「エクセルにして」

とプロンプト指示するだけです。

そして、右上の拡張ボタンを押すと、画面が拡張します。

そして、セルや列や行を選んで自然言語で指示することもできます。
例えば、このデータには単位がないので、

「単位を入れて」

など、とプロンプト指示します。
すると、以下のように入れてくれて、すぐに画面で確認できます。

もし、画面表示してくれない場合は、

「画面表示して」

とプロンプトを出すと、行ってくれます。
これは、手持ちのエクセルデータをアップロードしても、画面表示や修正は可能です。

あと、

「見やすく修正して」
「デザインを美しく」

などと、プロンプト指示しても、そこそこやってくれます。
例えば、文字数の多い場合、文字を枠に収めたい場合、直感的にプロンプトを出すと、結構、うまくやってくれます。

ですから、デザインを決めておいて、それに調整されるようなプロンプトエンジニアリングをGPTsに入れておけばよいでしょう。そうすれば、大枠のデザインができるので、後は手動で少し整えるだけとなります。

一つずつ行うと、以下のようなイメージです。

グラフ化

グラフ化のやり方も簡単です。
データがあれば、それを

「グラフ化して」

で、OKです。

このグラフの色は変更することができます。

データの統合と分析

前のチャットで生成したグラフと、これから生成するデータとを統合したグラフを作成することができます。

ここでは例として、簡単な分析を行ってみましょう。

1に近ければ正の相関があり、-1に近ければ負の相関があることになります。この場合、-0.091なので、人口とGDPの相関はほぼないと言えます。

これはドイツと比較するとわかりますが、ドイツは人口が日本よりも少ないですが(約8000万人)、GDPは日本に近いので、人口が多ければGDPが増えるとは限りません。

日本語フォントの使用

グラフで日本語を出そうとすると、文字化けしてしまうことがあります。


そのため、フォントファイルをコードインタープリターでアップロードする必要があります。

フォントはグーグルフォントから無料で入手できますので、そこからダウンロードをしてきてください。

そして、フォントファイルをアップロードして再出力したものが以下です。

しかし、このアップロードの作業も面倒なので、GPTsのintelligence(知識)の項目にアップロードしておくとよいでしょう。

GPTsアプリの生成例


と言うことで、私が作成したGPTsアプリ『AI共創イノベーター』で、ユーザーが入力したデータをエクセル化し、グラフ化もしてくれるアプリを作っておくと便利だと思います。

以下は、その例です。

続き

上記の文章を、そのままGPTsの指示欄にコピペするだけです。
そして、intelligence(知識)の項にフォントファイルをアップロードすれば完成です。

『AI共創イノベーター』の使い方は以下をご覧ください。

ということで、また!


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