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イギリスのMBAが私費留学にはお得と思ったわけ

なぜ「イギリス」のMBAを選んだのですか?というのはかなり質問されました。個人的には、私費留学を考えているならばイギリスはおすすめです。おすすめ理由を以下で述べたいと思います。


1.期間が1年であること

アメリカやカナダのビジネススクールは卒業するまで2年ですが、イギリスは1年でスクールで勉強する期間が終了します。これは私費留学の場合、生活費を1年分節約できるため、かなり大きなメリットです。また、社会人ブランクを1年ちょっとで抑えることもできます。

デメリットもある

ただ一方で、1年で終了するために、冬休みや夏休みはありません。私の場合、2-3週間のクリスマス休暇があるだけでした。私の知り合いでカナダにMBA私費留学された方で、ゆっくり冬休みと夏休みを計4か月休めたのが人生の転機になったとおっしゃる方がいました。またクラスメイトにも、企業派遣でこられた方は、有給で休みがないのはせっかくの機会なのにもったいないという方もいらっしゃいました。海外でゆっくり休暇を取りたい人には休みがなくて残念かもしれません。

2.ポンドの為替相場によっては、かなり学費が安くなる

ポンドの為替相場ですが、1-2年で大きく乱効果します。2019年の8月は130円でしたが2023年8月で181円と、4年で51円円安に動いています。(もちろん今の世相もありますが・・)学費がまとまった額で金額が大きいので、10円円相場が違うだけで大きく支払い金額が違います。100万単位で変わってきます。私は円高の135-145円くらいの時に行きましたが、150円以上の為替レートだったら、正直私費留学は厳しかったと思います。

3.生活費が安い

イギリスは食料品の付加価値税(日本でいう消費税)は0%です。私の場合、自炊していたので4万くらいですみました。もちろんイギリスの地域によっても多少上下するかと思います。

また病院にかかる保険は、留学生も加入必須の国民保険サービスのNHS(National Health Service)があり、公的な病院では診察は無料です。私も1度病院にお世話になりましたが、その場で薬まで処方していただいて無料でした。留学生が入る医療保険は、年間で25-30万くらいぐらいのものあるくらいなのでこちらは助かりました。

レジャーで旅行に行くにしても、学生にはお得になる鉄道パスや、ヨーロッパへ旅行に行く航空券も安価で手に入ります。(私もポルトガルに片道4000円で旅行へ行きました)

4.まとめ

上記のように主に金銭的なメリットを書きましたが、私はイギリスの文化に親しみがあったため、同じ島国ということで人にも馴染みやすかったです。また単純に、卒業したビジネススクールのプログラムが面白そうだったからというのもあります。

ビジネススクールの私費留学は金銭的負担がかなり大きいです。少しでも参考になれば幸いです。


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