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プロ野球紹介〜セリーグ編〜#06 「栄光を取り戻せ!東京ヤクルトスワローズ!」
皆さんこんにちは。今回は8月14日現在、セ・リーグ第5位の東京ヤクルトスワローズについて紹介したいと思います!
まずは基本情報です。
東京ヤクルトスワローズは東京都新宿区にある明治神宮球場を本拠地とする球団です。明治神宮球場の近くには国立競技場もありますね。明治神宮球場(通称、神宮球場)は、プロ野球の試合の他に主に東京六大学野球で使用されています。東京六大学野球とは東大、早稲田、慶應、明治、立教、法政の六つの大学が争う大学野球のリーグです。このリーグではドラフト(プロ野球チームがルーキーを指名するイベント)の注目選手が沢山いるので注目ですね。さて、東京ヤクルトスワローズの監督は高津臣吾監督です。高津監督は2021年から小川淳司監督に代わりヤクルトの監督に就任しました。高津監督は2012年には独立リーグ(NPBと比べるとかなり小規模なリーグ)の新潟アルビレックスBCの選手兼監督になっており、独立リーグの監督がNPBの監督になるのは史上初だったそうです。
東京ヤクルトスワローズは、現在(8月14日)、103試合を消化し、43勝58敗2分となっており、4位の巨人とは7.5ゲーム差、6位の中日とは3ゲーム差となっております。ヤクルトは去年、一昨年とリーグ優勝をしており、今年は3連覇を目指していました。しかし、チームの調子が上がらず、5位となっております。メンバーはしっかり揃っているはずなのに、なぜなのでしょうか。
では、ヤクルトの主力選手を紹介したいと思います!
まずは、欠かせないこの選手。村上宗隆選手です。左打ちのサードで、打率は0.259、打点は64、本塁打がリーグ2位の22となっております。正直、この成績でも普通に見れば十分すごいのですが、ヤクルトの不調の要因は村上選手の不調が一番大きいように感じますね。
村上選手の去年の成績は凄まじく、打率は0.318、打点は134、本塁打は56本でした。しかし、これは143試合後の成績なので、打点と本塁打は現在の成績と比べるには少し計算しなければなりませんね。
打率は0.318は率なので変わらずですね。これを現在と比べると広島の西川選手が0.322で打率2位となっているので3位です。次に打点です。ここから計算が必要ですね。現在103試合消化しているので、全体の約72%の試合を消化したと考えることができます。そうすると、単純計算で打点134の72%なので約96点となります。現在、横浜の牧選手の72点が打点トップと考えると圧倒的ですね。そして最後に、本塁打です。本塁打は56の72%なので約40本です。現在の本塁打トップが、巨人の岡本選手の32本となるので、やはりとんでもない成績ですよね。正直、去年の村上選手は圧倒的でした。
そんな村上選手は見事、三冠王となりました。三冠王とは打率、打点、本塁打が全てリーグトップで終えることを指します。しかも、村上選手は史上最年少の三冠王になったのです。ほんとに凄まじかったですね。
しかし、今年は一気に不調になってしまいました。WBC出場以降調子を落としてしまった村上選手は「大谷選手などの話を聞いた中で自分を見失ってしまった。」と不調の原因を明かしていました。大谷選手をまじかで見るということは良くも悪くも大きな影響を与えたようですね。
しかし、こんな壁を乗り越えることでより大きな成長をするのではないかと私は思っています。村上選手はここで終わるような選手ではないと信じているのでこれからの活躍に期待ですね!
村上選手の話が長くなってしまったので「まずは〜」など言っておきながら、今回はこれまでとしたいと思います。今年こそ優勝は厳しいヤクルトですが、来年こそは復活の村上選手が見れることでしょう!
次回は、燃えろ!リーグ6位の中日ドラゴンズをご紹介したいと思います。
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