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行ってみたい!桂林の魅力 -地理歴史編-

行ってみたい!桂林の魅力第五弾!
今回は桂林の地理と歴史を紹介していきたいと思います。
 
 
-地理-
 
・桂林
広西壮族自治区の北東部に位置しており、年間平均気温19度、年間降水量は1900ミリで温暖湿潤気候に属しています。日本では「桂」とは桂(かつら)の木のことですが、中国ではモクセイを意味します。地名はきんもくせいが多いことに由来するという説と、玉桂(肉桂・ニッキ)という樹が多く自生していたことに由来するという二説があります。
 
 
・漓江
 山水画の如き風景で有名な桂林を流れる川です。中国三大河川「珠江」の支流になります。桂林市街から約70km北にある猫児山に源を発し、平楽あたりで桂江と名前をを変えて、梧州で西江に合わさり、珠江となって広州に達します。
 
 
・気候
温暖湿潤気候に属する桂林は雨が多く、気温は一般に日本より温いが、天気により気温差が激しいです。
 
最も寒くなるのは1月で最低気温は0度になることもあります。雨も多く日が差さないときは特に冷えます。
 
夏頃は晴れる日が多く、日中外出するときは暑さ対策が必要です。天気の変化も激しいです。
 
9月から11月はベストシーズンで、天候が安定し、中秋前後にはきんもくせいが咲きます。気温も観光に適した日が多いので観光に行くならこの季節がおすすめです。
 
 
-歴史-
 
紀元前214年(秦始皇33年)秦の始皇帝が桂林郊外の漓江の上流と湘江をむすぶ運河(霊渠)を築きました。
これにより中国3大河川のうちの長江と珠江の両水系が結ばれ、秦の始皇帝が中国を統一するのに重要な作用をはたしたそうです。
「桂林」という名は秦が広西の地を桂林郡としたことに始まります。このときから桂林は広西の中心都市となったと考えられています。
「南船北馬」といわれるように、華南の地理は水路を念頭に置いて考えないといけません。 その地形から漓江は広州にのみ向いているように思いがちですが、唐代の詩人韓愈が-「湘江の南(湘南)にある桂林まで来てみれば、あたかも月宮のモクセイの海を遊び歩くようだ」-と詠んでいます。湘江は長江に続く河です。桂林は水路によって文明の中心地と結びつき、霊渠もその大きな役割を果たしていたといえます。
 
 
参考:http://guilin.fc2web.com/history.htm
 
 
・まとめ
 
ということで桂林の地理歴史について紹介しました。
 
今回が最後の記事になります。観光地、食事、地理歴史と紹介してきましたが、少しは桂林の魅力について伝わったでしょうか?
 
私もこの記事を書いているうちに「また行きたい」と思いました。皆さんも機会があれば是非行ってみてください。
 
ここまで読んでいただきありがとうございました。