ゲーマー向けおすすめ小説9選#07
ゲームもいいけどたまには脳をからっぽにして物語の世界に浸りたい!
そんな気分のとき、ありませんか?
今回はゲーマーが共感できるような、「ゲーマー向け小説」を10作品紹介します。
①「1984年」
内容(「BOOK」データベースより)
“ビッグ・ブラザー”率いる党が支配する全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。彼は、完璧な屈従を強いる体制に以前より不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと恋に落ちたことを契機に、彼は伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが…。二十世紀世界文学の最高傑作が新訳版で登場。
著者について
1903年、英国領インド・ベンガル地方に生まれる。文学のみならず、二十世紀の思想、政治に多大なる影響を与えた小説家。名門パブリック・スクールであるイートン校で学び、その後、数年間ビルマの警察に勤務。やがて職を辞し帰国すると、数年間の放浪を経て、作家となった。主な著作に長篇小説『動物農場』やスペイン内戦に参加した体験を綴ったルポルタージュ『カタロニア讃歌』などがある。 1950年没。
引用元:https://amzn.asia/d/0pk5H0x
あなたの行動も検閲されるかも。
これは近い未来に起こるかもしれない監視社会を舞台にした物語です。
いわゆるディストピアです。
人民の言動だけでなく思考までも監視下に置き、反逆的な寝言、うわ言までもが懲罰対象になるという、管理社会の究極形を描いた作品。
現代でも監視カメラの増設や政府がマイナンバーカードで個人の情報を管理するようになってきています。
直近では1984年をオマージュしたSNSもリリースされたり、伊藤計劃の虐殺機関や小島秀夫のMGSVでもモチーフになったそうです。
そういうところと照らし合わせて読んでみると面白いかも知れません。
注意点は文章が硬くて古臭いと感じるかもしれないことです。
読み慣れていない人は抵抗があるかもしれません。
遠回しな表現も気にならない方におすすめします。