見出し画像

快適なゲーム環境を目指して#03

 さて前回は音を聞く機器に関してやっていきました。今回は音を送る機器、マイクとその周辺機器に関してやっていきます。
 最近は友達と一緒の場所でゲームをする機会は減りましたがネット上で友達と一緒にゲームすることが増えていると思います。そこで相手の声が聞き取りにくいと感じたことがある人もいるのではないでしょうか。そこで自分が相手にそう思われないような環境を作りましょう。
 
 さてマイクには2種類あります。ダイナミックマイクとコンデンサーマイクです。
 ダイナミックマイクはマイクの収音方向の音を拾い、環境音などが入りにくいですがその分自分の顔の前に持ってきてしっかりと声が入る位置を探さなければなりません。コンデンサーマイクはお手軽高音質ですが、相当いろんな音を拾ってしまい、環境音などがマイクに乗ってしまう可能性が高いです。
 
 マイクにはヘッドホンについているマイク、イヤホンの線についているマイク、webカメラについているマイク、ピンマイク、置き型マイクが普通の個室では使えると思います。それぞれどんな特徴があるかを軽く説明していきます。
 
 マイク付きのヘッドホンはヘッドセットと呼ばれています。ヘッドセットはゲームをやる上で余分にマイクを置く必要がなく、どこを向いても常に顔の前で固定できるため真っ先におススメに上げられていると思います。しかしながら安価な物から高価な物までマイク自体の音質はそこまでよくないです。特にワイヤレスヘッドセットの場合はそれが顕著に表れています。例外的に一部のマイクが高音質ですが、実際に使われている動画を確認するなどをしないと確認ができないためヘッドセットのマイクを使うのは避けたほうがよいでしょう。
 
 イヤホンの線についているマイク(インラインマイク)はヘッドセットよりも音質が悪いことが多いです。特に収音部がヘッドセットより小さくなっているため、あるだけまし程度の認識でよいでしょう。
 
 webカメラについているマイクは特に物によるためこちらも評判をしっかり確認するとよいでしょう。ただ基本的に離れて使えるようになっているためしっかりとしたものを選択すればカメラを利用しながらクリアな声をどこにいても送れるため他の内臓マイクよりは選択としてはアリだと感じます。
 
 ピンマイクは自分の服の襟につけて使うマイクです。テレビで使われているものもあるため、少し値を張るものならかなり使えると思います。
 
 置き型マイクに関してですが、やはり大きいだけあり安価でもある程度クリアに聞こえます。ただ、その分場所の占有をするため机の大きさとの相談になってしまいます。
 また置き型マイクには接続方法が様々な種類があります。一番簡単に接続が出来るのがUSBタイプでしょう。USBに接続するだけで利用できるためゲーム機にも使用できる種類が多いです。次に使いやすいと思われるのが3.5mmミニプラグです。こちらは普通のイヤホンの場所に刺しても利用できませんが、デスクトップパソコンなどは基本的にMIC端子がついており、そちらに刺すことで利用できます。最後にXLR端子です。こちらは普通の環境では利用できないですが最も高音質な音を取ることが出来ます。この端子を利用するにはオーディオインターフェースというものを噛ませる必要があります。
 
 また置き型マイクを利用する際はマイクアームを利用すると置き場所を空中に固定できます。モニターアームと同じく手元のスペースを開けつつ自分の好きな場所に気軽に持ってくることが出来るという点は同じです。さらに今回は使っていないときは横にずらして邪魔にならないようにできるという点が追加され、置き型マイクを利用する際は使うとよいでしょう。
 
 まとめ
 自分の声はクリアに伝えよう!
 内臓マイクを利用するものを買う場合は絶対に確認してから!
 できれば置き型マイクにマイクアームをつけて自分の声を高音質に!