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弓道のはじめ

 皆さんは弓道というスポーツを知っていますか?また、やったことはありますか?多くの方はこのスポーツのことを知っていると思います。ですが、実際にやったことのある方は少ないのではないでしょうか。名前は知っているけど内容をよく知らない皆さんに、今回はこの弓道というスポーツについて知っていただきたいと思います。今回の記事では弓道のイメージに触れていきたいと思います。
 
 まず、弓道と言われて思い浮かぶことと言えば、精神統一や作法が思い浮かぶと思います。弓道は伝統的なスポーツなので堅苦しいイメージがあると感じられます。ですが、そんなことはなく部活動などでは声を出したり仲間内で教えあっていてほかの部活動と大した違いはありません。意外にも堅苦しいイメージはないのです。この堅苦しいイメージがある理由としては、審査をしている動画に引っ張られていると考えられます。審査では、段位が上がるごとに振る舞いが厳しく見られることになります。他にも段位が上がれば確実に矢を的に中(あ)てなくてはならない。この緊張感のある中でやっているとかなり表情などが硬くなってしまう。そして、審査を行っている動画だけを見てしまうと堅苦しいイメージになってしまうのではないでしょうか。
 
 先ほども申した通り、弓道は意外と堅苦しくはありません。部活動などでは、部員などが矢を的に中(あ)てたときは、矢声と言って「しゃ!」「よし!」などの一種の掛け声を出します。これが意外とイメージを変えてくれます。弓道は静かにやるものと思われますが、意外と声を出します。他にも「大きく引いて来いよ」とその人に向けてのアドバイス的なこともします。この掛け声をされて矢を的に中(あ)てたときは、「はい!、はい!」といいます。外した時は「はい!」と掛け声をします。このように練習時や大会時は意外と声を出します。そのため、思っているより堅苦しいイメージはありません。むしろ、意外と熱気があると思います。
 
 以上が弓道のイメージ紹介になります。弓道は作法にうるさく堅苦しいイメージがあると思われますが意外とそうではないです。ただ、作法などはしっかりと重んじてはいます。始める前は神棚にニ礼ニ拍手一礼をします。弓道は事故が起こりやすいので、安全祈願の意味も含まれています。礼儀の中での緩やかな空気があります。是非とも弓道をやって、精神統一や作法などを身に着けてみてはいかがでしょうか。
 
 次回は弓道の初めにやることを紹介致します。