超簡単!麻雀の遊び方と楽しみ方#05(麻雀の役は何があるのか)
今回は麻雀の役にはどんなものがあるのかについて説明します。もう一度おさらいすると役とは、麻雀において上がるための条件です!また、実は役によって大体の点数が決まります。(実際には符が必要)つまり、より大きい点数となる役を達成しようとすることも麻雀においてロマンです!!役には翻数(はんすう)という役のレベルみたいなものがあります。このレベルが高いほど役としての得点が強くなります。また、役は重ね合わせできるので、例えば立直(リーチ)してツモしたら、立直の翻数とツモの翻数を足したものが実際の上がりの形の翻数となります。つまり、役をできるだけ多く達成することも得点を上げるための一つの方法になります!以下では基本的な役に関する説明を以下に記載します!!(ローカル役は含まない)翻数が少ない役から順に説明します!初心者が覚えておくべき役は黄色のマーカーで示しました!!
翻数1
立直(リーチ)
リーチをしてロンやツモで上がりの形により上がった時に付く役
Point リーチをかけるためにはポンや明カン、チーをしないことが条件
一発(イッパツ)
リーチをかけた後の一巡以内(全員が1回牌を取って捨てるという動作を行うまで)に誰かからのポンやカン、チーが起こらずにロンやツモで上がりの形により上がった時に付く役
面前清自模和(ツモ)
ツモにより上がりの形で上がった時に付く役
断么九(タンヤオ)
2~8の数牌のみで上がりの形を作って上がった時に付く役
一盃口(イーペーコー)
同じ種類で同じ並びの順子(シュンツ)を含めて上がりの形で上がった時に付く役(例えば、数牌で112233、334455、778899のような並びを同じ種類の牌(萬子(漢字)、筒子(丸)、索子(竹)のいずれかで揃える)
役牌(ヤクハイ)
親を東とした時に、親から反時計回りに南、西、北となる。(以下の図1に記載)
この時に、親が上がった時に東の3つの牌の組があればこの役が付きます。同様に、親の正面にいる人が西の3つの組を含めて上がった時に、この役が付きます。また、配置に関係なく白、撥、中のいずれかに関して3つの同じ牌の組を作って上がりの形で上がった場合にも同様にこの役が付きます。また、後に説明しますが東〇局の場合には東の3つの同じ牌の組、南〇局の時には南の3つの同じ牌の組を含めることによっても同様にこの役が付きます。このように、役牌とは同じ場の牌、自分と同じ方角の牌、そして白撥中のいずれかの牌の3つの組を含めて上がりの形により上がった時に付く役です。
平和(ピンフ)
上がった時の3つの牌の組が全て順子であり、上がりの形のための後一つの牌が2種類である状態で2つの同じ牌の組が字牌ではない時に付く役
海底撈月(ハイテイラオユエ)
山牌から取る牌が最後の一つである時、その牌によって上がりの形ができてツモした場合に付く役
河底撈月(ホウテイラオユイ)
山牌から取る牌が最後の一つであり、その後に牌を捨てた時にその捨てた牌によって上がりの形ができてロンした場合に付く役
嶺上開花(リンシャンカイホー)
カンした時に取る牌によって上がりの形ができて上がる時に付く役
槍槓(チャンカン)
ポンしている人(自分とは別の人)が、その牌と同じ牌を取ってカンした時にその牌によって上がりの形ができる場合にロンすることで付く役
翻数2
三色同順(サンショクドウジュン)
萬子(漢字)、筒子(丸)、索子(竹)の全てで同じ数牌の順子の並び(例えば、萬子123、筒子123、索子123)を含めて上がりの形により上がった時に付く役(ポン、明カン、チーをした場合には翻数1になる)
三色同刻(サンショクドウコー)
萬子、筒子、索子の全てで同じ数の刻子(例えば、萬子111、筒子111、索子111)を含めて上がりの形により上がった時に付く役(ポン、明カンをした場合には翻数1になる)
一気通貫(イッキツウカン)
萬子、筒子、索子のいずれかの同じ種類の牌で一~九の牌を揃えた形を含めて上がりの形により上がった時付く役(ポン、明カン、チーをした場合には翻数1になる)
対々和(トイトイ)
ポン、明カン、チーをした状態で順子を含まずに刻子と対子のみで上がりの形によって上がった時に付く役
三暗刻(サンアンコー)
ポンや明カンを使わずに3組の刻子を含めて上がりの形により上がった時に付く役
七対子(チートイツ)
7つの対子により上がった時に付く役(上がりの形は関係ない!!)
混全帯幺(コンチャンタ)
2~8の数牌を含めずに、字牌を含めて上がりの形で上がった時に付く役
ダブル立直(ダブルリーチ)
最初の牌を取った後に、リーチをかけて上がりの形により上がった時に付く役
小三元(ショウサンゲン)
白撥中による刻子2組、対子1組を含めて上がりの形により上がった時に付く役
混老頭(コンロートー)
1と9の数牌と字牌のみにより上がりの形を作り上がった時に付く役
三槓子(サンカンツ)
カンを3回しつつ、その刻子3組を用いて上がりの形を作り、上がった時に付く役。
翻数3
混一色(コンイツ)
萬子、筒子、索子のいずれか一種類の牌と字牌のみで上がりの形によって上がった時に付く役(ポン、明カン、チーをした場合には翻数2になる)
純全帯幺(ジュンチャンタ)
手牌が全て一または九の数牌で上がりの形により、上がった時に付く役。(ポン、明カン、チーをした場合には翻数2になる)
二盃口(リャンペーコー)
同じ種類で同じ並びの順子(シュンツ)2組を含めて上がりの形を作り、上がった時に付く役。
翻数6
清一色(チンイツ)
萬子、筒子、索子のいずれか一種類の数牌のみで上がりの形を作り、上がった時に付く役。(ポン、明カン、チーをした場合には翻数5になる)
役満(翻数13)
国士無双(コクシムソウ)
一、九の数牌と字牌をいずれか一つを2枚、それ以外を1枚ずつ自分の手元の牌で作って上がった時に付く役。(上がりの形は関係ない!!)
牌の形は、以下の図2を参照してください!
四暗刻(スーアンコー)
ポン、明カン、チーなしで、自分のツモのみにより刻子(同じ牌3つによる組)4組と対子1組により上がりの形を作って上がった時に付く役。ただし、ロンにより上がった場合は三暗刻となり翻数2になる。
大三元(ダイサンゲン)
白、撥、中の牌を用いた刻子3組を含めて上がりの形を作り、上がった時に付く役。(ただし、白、撥、中のいずれかが対子で上がりの形を作って上がった場合は、小三元になる)
字一色(ツーイーソー)
字牌のみで上がりの形を作り、上がった時に付く役。
小四喜(ショウスーシー)
東南西北の全ての風牌を用いた刻子3組、対子1組を含めて上がりの形を作り、上がった時に付く役。
大四喜(ダイスーシー)
東南西北の全ての風牌を用いた刻子4組を含めて上がりの形を作り、上がった時に付く役。
緑一色(リューイーソー)
索子(竹)の二、三、四、六、八と字牌の撥のみにより上がりの形を作って上がった時に付く役。(緑色しか無い牌で上がりの形を作ると考えればよい!!)
四槓子(スーカンツ)
カンを4回しつつ、その刻子4組を用いて上がりの形を作り、上がった時に付く役。
天和(テンホー)
親が山牌から牌を取る以前に上がりの形ができていて、上がった時に付く役。
地和(チーホー)
親以外の人が山牌から最初に牌を取った時点で、その人が上がりの形を完成して上がった時に付く役。
清老頭(チンロートー)
一と九の数牌のみで上がりの形を作って、上がった時に付く役。
九蓮宝燈(チューレンポートー)
萬子、筒子、索子のいずれか1種類で一の牌と九の牌をそれぞれ3つ、二~八の牌をそれぞれ1つと一から九の牌のいずれか一つの牌の形をポン、明カン、チーなしで作り、上がった時に付く役。(上がった時の形は以下の図3を参照にしてください)
このように、役はたくさんあり、最初は覚えにくいと感じると思います。しかし、上がりの形さえ覚えていれば、リーチか役牌を含めることですぐに上がれるのでまずは、上がりの形を目指すことが重要です!そして、やっていく中で黄色のマーカーで示したものから覚えていけば役も自然に身についていくと思います!!
今回の記事では、役についてどんなものがあるのかについて焦点を当てて説明しました!
今回も読んでいただきありがとうございました!!
*この記事に使用した画像リンクは以下の通りです*
図2.
https://th.bing.com/th/id/R.6384abe5676b6e6f90bb45c933c56870?rik=UhzNtF7eydwOSg&riu=http%3a%2f%2fmj-king.net%2fyaku%2fimg%2fimg13_09_1.png&ehk=Ha78L0EEXA0sdSF88IUhWVqUwj%2b3JS4noNttFARDRAA%3d&risl=&pid=ImgRaw&r=0
図3.
https://mahjongcollege.com/wp-content/uploads/2020/12/7d7b88c477334c68b297577c30059a93.png