超簡単!麻雀の遊び方と楽しみ方#09(麻雀で振り込まないためには?)
前回が麻雀において攻撃であったのに対し、今回は防御について説明します!!その前に、上がれない条件をもう一つ言い忘れていたので、そのことについて説明します!それが振り聴(ふりてん)になります!
振り聴(ふりてん)とは?
自分が既に捨てた牌を聴牌における上がりの形のための牌とすることです!これを行ってしまうと他者が捨てた牌で上がることができなくなってしまいます!!でも、これには理由があって自分が捨てた牌ということは自分が要らないから捨てたのであって、その牌を上がりの形のための牌として上がることはおかしいことであると考えられるからです!!しかし、ツモであれば上がれます!なぜなら、自分が要らないと思って捨てていた牌が実は必要だったことは実生活でもあると思います!あの時は、自分は要らなかったけど、今は要るんだという意思が込められると考えられるので、ツモでは振り聴でも上がれるということは押さえておいてください!!しかし、他人から見ると捨てている牌は上がり牌のための牌であるとは考えられませんよね…。この考え方を適用したルールが振り聴であり、この考え方を麻雀で振り込まないための技術として使います!
振り込むとは?
他人の上がりの形のための牌を捨ててしまうことで、ロンされてしまうことを言います!実は、麻雀において一番得点差がつきやすいのはロンされた数であるということです。なぜなら、ロンで上がられると、ロンされた人からのみ得点が支払われるので、一度上がっても一度ロンされたら点数が下がってしまうということが多くあります。つまり、振り込まないための動きをすることが大切です!!そのための方法を以下に示したいと思います!
① リーチされたらできるだけリーチした人が捨てた牌と同じ牌を捨てる
この動きが一番大切になります!!なぜなら、リーチした人が捨てた牌と同じ牌ならば、必ずロンされないからです!自分も基本リーチされたら、リーチした人が捨てた牌を捨てるようにしています。なぜなら、たとえ流局した時でも1000~3000点失うだけでロンされた時の支払う点数より少ないことがほとんどだからです。そして、振り込まないための一番の安全策がこの方法なので、自分も実践しています !!
② ポン、明カン、チーをしていた人が字牌を除いて捨てる数牌の種類が変わったら聴牌している可能性が高い
この知識は字牌を上がりの形のための牌としている場合には適用できませんが、数牌の場合は適用できます。しかし、これはあくまで自分の経験則なので絶対ではないことをあらかじめご了承ください。実は、ポン、明カン、チーしている人が上がるためには基本的に字牌の刻子を抱え込んでいる、字牌と一種類の数牌で役を付けようとしている、ポン、明カン、チーにより上がりやすい役(タンヤオ、対々和、三色同順)で上がろうとしている場合が多いです!今回はこの真ん中の字牌と一種類の数牌で役を付けようとしている場合に適用できます。ポンをしているということは何かしら役を付けないと上がれないので、役を付けて上がろうとします。この場合には、混一色、あるいは清一色を目指している人に振り込まないための方法です。②が意味することは、混一色、清一色を目指している人は上がりの形のためにまず上がりの形のために必要としない種類の数牌を全て捨てます。そして、聴牌になったら上がりの形に調整するために上がりに必要とする種類の牌を捨てる可能性が高いです。なので、その牌を捨てた時が聴牌であり、ロンされる危険性が高いと判断することができます。リーチの場合は、リーチ宣言をされた時点で聴牌していることが分かりますが、ポンや明カン、チーではいつ聴牌していたのか分からずに、いきなりロンされて点数を減らされた経験をしたことはよくあることでしょう。自分も頻繁にこのパターンでロンされることがあります。なので、この考え方も身につけておくことが必要です。
③スジを意識して捨てる牌を決める
これを見てスジとは何だ???と思った人が多いでしょう。安心してください、今から説明します!スジとは上がりの形のための牌が2種類である時に、その2種類の関係を示す言葉です。具体的には同じ種類(萬子(漢字)、筒子(丸)、索子(竹))の1,4,7と2,5,8と3,6,9の数牌関係を表します。これが何を意味するかまだわからないとは思いますが、この関係が実は他人に振り込まないための考え方として適用できます。例として萬子の六が捨てていて、萬子の七と八があり、順子を作って上がれる場合に、上がりの形のための牌が萬子の六、九である場合、先程説明した振り聴になってしまいますよね。同様に萬子の六が捨てられていて、萬子の四と五がある場合にも同様に上がりの形のための牌が萬子の三、六となって振り聴になってしまいます。この時、萬子の三と萬子の九では振り聴であるためロンできません。つまり、萬子の六が捨てられた時点で、捨てた人が上がりの形のための牌の組が順子で、そのための牌が2種類であるので、萬子の三と九ではロンできなくなります。同様に、順子で上がりの形のための牌が2種類の時、萬子の四が捨てられた場合は萬子の一と七、萬子の伍が捨てられた場合は萬子の二と八でロンされなくなります!つまり、1,4,7と2,5,8と3,6,9の組において真ん中が捨てられていればその同じ種類の数牌で端っこもロンされる危険性が低くなります。同様に、萬子の一と七が捨てられていた時に、萬子の二と三、あるいは萬子の伍と六の組があって順子で上がりたい場合にも一、あるいは七で振り聴となるので萬子の四ではロンされなくなります。つまり、1,4,7と2,5,8と3,6,9の関係において端っこの二つの数牌が捨てられていれば真ん中の数牌ではロンされる危険性が少なくなります。しかし、上がりの形のための牌の組が順子で、上がりの形のための牌が2種類である場合にのみロンされなくなるので、必ず防げる技術ではないと思っていてください。そのため、①の考え方が一番重要です!しかし、③でもロンを防げる可能性がかなり高いので、この考え方を身につけて、リーチした人が捨てた牌がなかった時の捨てる牌の候補として考えるのがよいでしょう!
今回は麻雀において振り込まないということをテーマに説明しました!今回の記事は以上になります!
読んでいただきありがとうございました!!