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6回目 WBC

今回は前回に引き続きWBCについて、特に今年行われた第5回大会について語っていきたいと思います。
1次ラウンドは東京ドームで行われ、5チーム中上位2チームが準々決勝へと進むものでした。日本Bグループで、中国・韓国・チェコ・オーストリアと戦いました。初戦の相手は中国で危なげなく8-1で快勝しました。次の相手は韓国で、特に注目を集めた対戦カードとなりました。過去大会や国際戦で幾度となく戦ってきて何かと因縁の相手でした。3回にダルビッシュが打たれて先制されてしまったものの、その裏にすぐさま逆転し、その後も点を取り続け終わってみれば13-4で大勝しました。その後もチェコ相手に10-2、オーストラリア相手に7-1で勝利をおさめ、グループステージを全勝で準々決勝に進みました。
準々決勝の相手はイタリアでした。1次ラウンドから引き続き投手陣が安定したピッチングで相手を押さえつけ、打線も岡本や吉田のHRなどで点をとり、9-3で勝利し、準決勝に駒を進めました。舞台をアメリカはフロリダ州マイアミのローンデボ・パークに移し、メキシコと対戦しました。試合展開は、序盤はお互いに0が続き4回表にメキシコが3ランHRで3点を先制しました。なかなか打線が相手投手陣を崩せない中で7回裏、吉田が相手の難しい球を泳がされながらもライトスタンドまで運ぶ3ランHRで同点においつきました。しかし、その直後の8回表に山本が3連打などもあり2点を奪われてしまいました。その裏に1点取り返すも、1点ビハインドで最終回の攻撃を迎えました。私はTV中継を見ていて、勝ってほしいけど厳しいかなと思っていました。先頭打者の大谷は右中間への2BH、続く吉田はフォアボールでノーアウト1・2塁の大チャンスで村上でした。今大会のこれまでの村上は調子があまりよくなく、送らせるか代打が安牌だと思っていました。しかし、センターオーバーの走者一掃サヨナラタイムリーを放って6-5で勝利し、第2回大会で優勝して以来の決勝進出を決めました。
決勝の相手はアメリカで申し分ない相手でした。この試合は序盤から点を取り合いました。2回表にHRで先制されてしまうも、その裏に村上のHR、4回には岡本のHRで3-1としました。その後はお互いの投手陣が抑え、8回にソロHRを打たれてしまったものの3-2で最終回を迎えました。マウンドに立ったのは大谷でした。危なげなく2つのアウトをとり、むかえた打者はエンゼルスで共に戦っているマイク・トラウトでした。こんな展開になるとは思ってもいなくて最高の瞬間でした。結果は、大谷が三振で抑えて優勝を決めました。14年振りの優勝ということで視聴していてとても感動したし、次大会も優勝目指して頑張ってほしいと思いました。

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