FELT SENSEの第一印象
最初に書いておくと、
曲というのは、初めて聴いた時よりも
自分の身体がその曲を欲した時に
心に刺さってくるものだと思う。
事、心の琴線に触れるような曲や歌詞の場合は特に。
無性にあの曲が頭から離れない!とか
聴きたい曲を気の向くまま聴くことで心が落ち着いてくる…とか。
だから、新しいアルバムが出た時は、これは始まりなんだと思う。
曲調やイメージで言えば、はじめは全然方向性の違う曲で、
本当に同じアーティストの曲?ってレベルだと思った。
FELT SENSE は予想できない感じで引き込まれるのに対して
The Best Day は王道な感じでほっと落ち着く。
Beautiful Sky はパリッとキリッと凛々しくて
わたしに還ろう は等身大でやわらかい感じ。
Polaris はかわいさもあって今どきの女の子の等身大っぽいのに対して
マイサンクチュアリ は独特の世界観を持つ神聖な空間の様。
そんなバラバラだった曲が、
未来よ、私を追いかけろ を起点にひとつの方向に向かっていく。
終わりに向かうにつれてひとつに収束していく。
まるで、いろんな側面を持つひとりの人が
経験を経て成長していくような。
配信シングルとしてリリースされていたこの曲も、
アルバムとして聴くとやっぱり違って聴こえる。
シングルのときは、挫けず立ち上がってひとりでも突き進む!みたいな印象だったけど、
この流れで聴くと、もっと明るくひらけて聴こえて、一緒に歌い出したくなってしまう感じだった。
君の隣、太陽の下で は落ち着きのような、温かさようなものが増した気がする。
シングルのときはもっと切なかったのに。
そして ヒライス。
何度も繰り返されるキャッチーなフレーズが
安心するような、明るくなれるような、
虹色の光のような
やさしさもかなしさも知っているような
不思議な感じがした。
ブルーアワーはイントロでハッとさせられる、お洒落な曲調。
遊び心も感じられて、ライブで演奏されるのがちょっとイメージできる。
(あそこでメンバー紹介しそう、みたいな 笑)
で、最後に「おやすみ」で締めてるのが、
また何ともニクい!気がする。(ライブでも最後の曲確定では)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
初めて聴くならまずは音だけで…と思ったはいいものの、
その後時間とれず仕舞いで、今回まだじっくり歌詞読めてないんだけど
ひとまず今の印象を書き留めておく。
でも冒頭に書いた通り、この曲たちが
私に影響を及ぼすのはこれから。
この第一印象がどう変化するのか
この曲たちが私にとってどんな存在になるのか
これから聴き込んで、ライブで聴いて、
私自身も日々のなかでいろんな経験をしながら生きていれば
そのなかできっと、それぞれの曲に新たに出会う瞬間が
私の心に深く刺さる瞬間がくるだろう。
その瞬間が楽しみだなあ。
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