国境マラソンIN対馬2023
林田章紀@対馬です。
対馬に来て初めてマラソン大会の運営に携わる機会ができた。国境マラソンIN対馬である。
仕事は主にゲストランナーのコーディネートとSNS担当。
今回はゲストランナーとして、マラソン元日本代表の加納由理さんと箱根駅伝の山登りで活躍した柏原竜二さんをお呼びした。3月末頃のかなりギリギリのオファーにも関わらずスケジュール調整していただき、出演していただくことができた。また、陸上の魅力を毎週発信している文化放送のTrack Town JPNさんには何度も取り上げていただいた。ゲストお二人、Track Town関係者には感謝である。ありがとうございました。
前日プレイベント
前日プレイベントとして、「国境の島 アスリートセミナー2023」を実施してお話を伺った。対馬市民のランニングへの興味関心を高めるためのイベントである。
お二人には各々のテーマでお話を伺った。林田は一応進行役であったが、普段Track Town JPNでお話しされているお二人が上手に話題を振っていただき、セミナーは大変盛り上がった。
今回、アスリートセミナーでは多くの対馬市民に協力していただくことができた。対馬市職員の他に会場の装飾、高校生ボランティアに写真動画撮影、進行タイムキーパー、会場の音響、リハーサルなどただセミナーの話を聞くだけではなく、イベントを作る側に楽しみながら参加していただけた。お二人もとても喜んでいたと思う。ご協力いただいた対馬市の方々ありがとうございました。
アスリートセミナーについては、ビーコンつしまさんに取り上げていただいている。詳細は以下から。
セミナー後は少しだけ観光を。一躍対馬をグローバルに引き上げたゲーム、累計販売数約1000万の「Ghost of Tsushima」の雰囲気を感じることができる万松院へ。柏原さんはやったことのあるゲームでだったそうで、少しテンションが上がっていた。
その後、宿舎へ移動し夜ご飯。
対馬の良い景色、美味しいものを楽しんでいただいた。
国境マラソン
国境マラソンの大会スタート地点である三宇田海水浴場へ朝6:00出発で移動した。対馬という島は日本で三番目に大きい離島であり、縦長であることから下から上に移動する際は2時間かかるほど移動が大変な島である。
到着してお二人と会場を見学。
そして、加納さん、柏原さんによるマラソンクリニック。日本で一番海外に近い街ということから国境マラソンと言われているマラソン大会だけあって、大会のランナーのおよそ1/3である300人が韓国のランナーたちであり、その方々もクリニックに参加していた。
今回は10kmを加納さん、ハーフマラソンを柏原さんに走っていただいた。2018年に加納さんがハーフを走られていたこと、二代目山の神にアップダウンの多い対馬のコースを楽しんでもらいたかったことが理由である。
加納さんはゴール後も涼しげな表情。柏原さんは・・・。笑
多くのランナーさんと交流していただき非常に良い大会となった。
最後に、大会のYouTubeでお二人にインタビューがあった。その中で柏原さんから
「対馬の方、島外の日本の方、韓国の方が一体となって大会が盛り上がっているのは日本の中では稀有と思いますし、本当の日韓交流はこうだよなと思いながら一緒に走ることができました!」
国境マラソンの魅力が伝わって本当に良かった。
そして、通訳のキムさんから「ぜひ釜山にも」とオファーいただいた。笑
ぜひ、次はお二人に釜山のマラソン大会へ参加していただき、日本と韓国の架け橋となるよう走っていただきたいと思う。
国境マラソン後の感想はTrack Town JPNでお二人にお話しされている。
最後に、国境マラソンIN対馬に参加された島内外方々、そして国境マラソン事務局、ボランティアの方々、本当にお疲れ様でした。特に事務局さんには無理なお願いばかりしてしまったと思いますが、そのおかげでゲストのお二人も記憶に残るマラソン大会になったと思います。来年は今年以上に楽しい大会を作りましょう。ありがとうございました。
国境マラソンIN対馬2023 掲載媒体
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