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陸上競技の苦手分野

林田章紀@対馬です。

「陸上競技の苦手分野」について共感した話。

その中でも、「社会性」という点では陸上競技の環境は社会と隔たりがあると思っている。

例えば、陸上競技を初めて見にきた観客に対して、陸上競技を楽しめる仕組みが作られていないことであったり、陸上競技愛好者がそういった初心者のファンに対して否定的な見方をすること、元々陸上競技を知っている古参のファンたちが楽しみ方を決めてしまっているところがあると感じる。

さらに僕自身にもこんなことを言われた経験がある。それは陸上をやっていた人同士の会話が”つまらなかった”と言われたことだ。もちろん、それはその人に陸上競技の面白さが合わなかった可能性があると言えるが、同時に陸上競技を知らない人が楽しめる共通言語が少なく、社会で認知されていないことが理由だと気づくきっかけになった。陸上競技が社会の一つだという認識を持つことが大切である。

日本陸連は2040年アスレティックファミリー300万人を目指しているが、そのためには今陸上競技に取り組んでいる人たちのマインドを変える必要がある。「する・みる・ささえる」を実現しているスポーツほど、多くの人に楽しみ方を提案・提供しているし、個々人の楽しみ方に対して排他的にならない。

https://www.jaaf.or.jp/pdf/about/jaaf-vision-2017.pdf

昔Jリーグ発足からサッカーの普及のために各都道府県に毎週研修で飛び回っていたサッカー伝道師の方に会ったことがある。そうやってこれからの日本サッカーのビジョンを一所懸命に伝えていたと聞いた。

同じように日本の陸上競技もビジョンを啓蒙し、伝える伝道師が必要ではないか。

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