亡き妻から手紙が届いた
2021年7月15日19時30分からNHKで放送された「所さん!大変ですよ」で取材を受け、尺としては10分くらい、僕と妻の歌声の話が放送されました。17日の夜からNHKオンデマンドでも配信開始されました。それから1、2週間は視聴できるようです。
昔から僕を知っている人は今更なのですが、僕は歌声合成を実践しながら記事を書いたりしていて、その流れで2013年に他界した妻の歌声を「妻音源とりちゃん」として、一緒に音楽を作っています。亡くなった人との繋がりを今でも続けている人たちがいる、ということでその活動が取り上げられたというわけです。
タイトルになっている「亡き妻から手紙」という部分は僕らの話ではなく、別の方のストーリー。手紙を一定の期間が経ってから届けるサービスを使い、自分の死後に家族へのメッセージを自筆で残したというものです。ヴァイオレット・エヴァーガーデンっぽいという感想もありましたね。第10話がそうでしたね。
実は僕も、似たような経験があります。2013年11月18日、妻が他界してから5カ月近く経って、妻から僕への2枚の便箋に自筆で書かれた手紙が届きました。
りぼんの付録の便箋。ときめきトゥナイトです。それはいいとして、この手紙の日付は1984年2月24日。結婚する前です。ラブラブです(今もそうですが)。この手紙は、家の中で思い出を探していたら、目に入ったのでした。妻(当時はまだだったけど)が投函したけれど住所かなんかの問題で戻ってきて、それをそのまま保管していたということのようです。
これも一つのタイムマシンと言えるでしょうか。
番組では妻と僕のパートは10分くらい、番組の後半ですが、他の方のエピソードも素晴らしいので、ぜひご覧ください。僕らのパートのハイライトとも言える、ライブハウスでの映像は、backspace.fmのリスナーのphotonedgeさんが撮影・編集してくださったものがありますので、そちらもぜひご覧ください(ほぼフルバージョンです)。
妻音源とりちゃんの音楽は、こちらからどうぞ。2013年10月15日、ひこうき雲は、妻音源とりちゃんで初めて取り組んだ曲です。このプレイリストはユーミンカバーオンリーですが、他にもたくさんありますのでよかったらどうぞ。
妻との出会いと、妻音源とりちゃんについては、こちらの電子書籍をご覧いただくと、二人の出会いとか必要のないことまで分かるので、興味を持たれた方はぜひ(無料でそのまま読めます)。
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