HUMAN MADEのTシャツ
HUMAN MADEというブランドをご存知でしょうか?
様々な反応があると思いますが、「あーNIGOのねー」や「EXILEのヤツ?」という感じが多いのではないでしょうか?(個人的な偏見)
HUMAN MADEがどんなブランドは下記リンクを参考にするのが早いかと。
久々にHUMAN MADEのTシャツを入手しました。
2010年にブランドをスタートしてから、ボディの基本的な仕様は変えず、所々拘りがみえるかと。大きな特徴としては2つです。
・スラブ糸
太さにムラがある糸を「スラブ糸」といいます。
柔らかい風合いになり、うっすらと線が入っているようにも見えるのが特徴です。使用している素材にもよるが、洗濯して縮むことにより線の見え方が変化するのも特徴でもあるかと。
・バインダーネック
カットソーの首部分のパーツは一般的に「リブ」か「バインダー」のパターンが多く、リブの方が一般的に多い。
おそらく、バインダーの方が縫製が難しいのでコストが掛かるのも理由のひとつかと。
個人的にはスラブ糸だと洗濯する度に表情が変わるところが好きです。
あと、バインダーネックだとシンプルなコーデでも控えめなアクセントにもなるところがポイントかと。
ちなみに僕は2010年のブランドが立ち上がってすぐにTシャツをすぐに購入しました。
そのTシャツがこちら。
当時はBAPE STORE® 原宿の3階の「ROCK AND ROLL STORE HARAJUKU」と一部のセレクトショップのみで取り扱っていて、BAPEも下火だったので簡単に購入出来たんですよ。
久々に購入したので、細かい部分を比べてみましょう。
品質表示タグのデザインが大きく変わってます。
JIS表記の変更と合わせて仕様を変更したのかまでは知りませんが、かなり簡略的になったのと、ブランドロゴが入ってます。
素材はニックセブンですが、幅が狭くなってますね。
そして、個人的に一番驚いたのがタグがひとつ無くなっているんですよ。
そのタグがこちら。
当時のHUMAN MADEのアイテムにはこのタグが縫い付けられています。
このタグはおそらく、「ユニオンチケット」をモチーフにしているかと。
・ユニオンチケット
アメリカ労働組合に加入しているメーカーの証のようなものです。
ヴィンテージのワークウェアになんか縫い付けれられていて、年代を探る手掛かりのひとつでもあります。
リーバイスは諸事情により付いていないらしいです。
個人的にはこのタグが付いているところが魅力であったので残念です...。
これはアメリカの文化であるので、これをヨーロッパ風のデザインに付いていると違和感だし、ワークテイスト以外のアイテムとは相性が悪いから、このタグを外して正解なような気も...。
今回は僕が好きなブランドを探ってみました。
皆さんも自分の好きなブランドを調べたり、比較してみてはいかがでしょうか?
デザイナーやディレクターも試行錯誤しながら、年々細かい部分を調整してより良いモノ作りをしているはずですよ。多分。