消耗
この世に生を受けて肉体と魂が朽ち果てるまで人間は消耗し続けなければならないのだろうか
年越して正月明けて教習所に行ってもやる気が出ない
雪の降る中、初めて教習車で高速道路を走ったというのにその先へ進めていない
学科の模試を2回合格しないといけないのだけど、ペンを持ち教材を眺め勉強し始めると眠くなってしまう
眠い、寝ても眠い、大して何もしていないのに眠い
これを怠けというのだろうな
年末で退職して新たな職場も探さないといけないのに全くやる気が出ない
上司ガチャ、人間ガチャ、運ゲーみたいなもんだ
まず美容院で働いて思ったことは「消耗する」という感覚だった
この業界だけに留まらず、仕事というものは消耗に消耗を重ねていくものなのだろうが
生き続ける限り消耗する
体力もメンタルも消耗して、数時間寝てなんとか持ち堪える
下っ端はボロ雑巾のようだ
中学時代の部活動をふと思い出した
先輩からの理不尽な叱責、当てつけ、苛立ち
それらのフラストレーションもストレスも不毛だと思ってしまう自分がいて生意気だとは思った
でも本心だ、不毛でしかない
仕事自体は楽しいはずなのに、クセの強い人たちが集まれば当然複雑化される
離職率が高いのも納得だ
不毛な消耗を無くして早く技術を習得したい
母と兄を尊敬している
手に職をつけて地に足をつけて生きていきたいが早々消耗する恐怖心を覚えてしまった
私は消耗し尽くしてしまう前に休む
これを俗に言う社不なのだろうが、必要な時間だ
肉体も魂も消耗し続ければ、抜け殻になってしまう、それが一番恐ろしい
休むことは悪いことではないのだけど、そろそろエンジンかけなくては
自分で自分の意識を上げる、モチベーションなんて言葉があるけど、そろそろ一人でモチベ上がるのも飽きてきてしまった
誰かとやりとりする過程の中で頑張ろうとか、なんかそんなの全然無いし、コロナ禍もおさまる気配無いし、お洒落してたっぷりの香水付けて出かけたりするのは、まだまだ先なんだろうな。
生活が変わっていない行動が変わらない人もいるだろうが、私は全く出掛けなくなった
元々家にいるのも好きだったし、今は大画面でサブスクの映画やらドラマを観れるから飽きはしないのだが、プライベートでの人付き合いがとにかく無いんで、なんかそういうのそろそろ欲しい
定期的に香水が恋しくなり新たな香りを求めて気になると集めて嗅いでしまうルーティンなんだが、ジバンシィのランテルディ眠くなる、とーっても眠くなる香りだ
眠くなりませんかね、眠いとにかく眠い