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仙台本屋案内 5
阿武隈書房仙台店
仙台駅から愛宕上杉通を北上。通り沿いに今回訪れた阿武隈書房仙台店はあります。
「愛宕上杉通を北上」と書いてますが今回は火星の庭から向かいました。正確にはボタンを一度見に行ったら臨時休業だったので花京院の辺りから歩いています。
阿武隈書房、ボタン、火星の庭の3軒は非常に近い距離にあるので、歩いて行くのは結構楽だと思います。気象条件を考慮に入れなければ……
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オープンはチラシ曰く2021年の11月26日。仙台の古本屋の中で一番新しい古本屋です。
さてこの阿武隈書房仙台店。「仙台店」とついているのでここは支店となります。本店はいわきにあります。いわきの本店については、日本古書通信社から出ている『東北の古本屋』に詳しいので、そちらを参照するのがいいと思います。
店内はこれまで回ってきた仙台の古本屋の中で一番広い、と思います。棚は文庫、新書など手に取りやすい本から人文社会科学、写真、交通系など幅広いジャンルを取り揃えていました。店舗入口のショーケースには、巻物がありました。値段は……手が届かない値段でした(自分には持ち合わせが無かっただけで、多分買うことができる人はそれなりにいると思います。)
ここは月・火・水定休。そういえば仙台の古本屋や本屋、ボタン、火星の庭、曲線、書本&cafe magellanが火曜日定休日なので、仙台の本屋を回る場合、火曜日は外すことを強くおすすめします。
今回買った本
今回買った本は『藤原書店 十年のあゆみ』。店にあった本屋関連や出版関連の本はだいたい持っていたけれど、これは持っていなかったので購入。そろそろ版元の社史も揃えておきたいところです。藤原書店というと、石牟礼道子の『苦海浄土 全三部』。なかなかに読むのに難儀する(物理的にも)のですが、昔欲しかったので神保町ブックフェスティバルで買ったことを思い出しました。