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松嘩りすく公開までの歴史

松嘩りすくが公開されるまでに私(まつかりすく)の身に起きたイベントを時系列順にまとめておきます。別に何かに役立つとは思いませんが、誰かの「へ~、こんな理由があったんだ!」みたいな知識欲を満たせられたら喜びます。
思いだした内容を片っ端からすべて記載しているので乱雑になっていますがご承知おきください。
前後のできごととつながりがある箇所は太字で示しています。


過去編

XXXX/XX/XX - 放送部

高校に進学。
パソコン部に入りたかったが進学した高校には無かったため、代わりにできる限りパソコンを使用できそうな部に入ろうと考えた。入学直後の部活動紹介で「映像編集のためパソコンも使うことがある」と紹介されていた放送部に入部する。
放送部の活動として各種コンテストへ出場。主に自作のニュース原稿を読むアナウンス部門、短編ドラマを撮影して投稿するテレビドラマ部門へ出場し、それぞれで満足のいく爪痕を残した。
ちなみにパソコンは思ったほどは使わなかった。

この頃から友人と通話しながらMinecraftなどを遊んでいたが、「自分のマイクの音量が小さく、音量を上げたとしても無視できない量のノイズが入る」現象に悩まされる。レビューも参考にいくつかマイクを買い替えてみるものの改善せず、解決は10年ほど先になる。

2012/09/06 - Twitter(当時)アカウントを開設

誰かに唆されたらしい。
アカウント名の「まつかりすく」はこれより前に決めており、いくつかの自分の個人的なエピソードを組み合わせて命名したもの。
いくつかツイート(当時)したのちすぐに放置。

2015/10/19 全損寸前の事故

一時不停止の軽トラックに突っ込まれ、愛車が全損判定ギリギリまで損壊。修理はしたものの、「事故車扱いで査定価格が下がっているだろうから壊れるまで乗ろう、多少の傷くらいは気にしないようにしよう」と考え始める。
※日付の根拠:事故後に取り込んだ動画のファイル名。

YYYY/YY/YY

就職。
詳細はとても記載できないが、「ある程度の影響力を持った方であれば、どんな論理でも他人を攻撃し追い詰めることができる。そのような方に一度敵と判断されたらほぼ詰み」であると身をもって学んだ。


創作活動への意欲

2021/10/03頃 - 実写映画の撮影を構想

恐らくはこの頃から、「追跡してくるパンジャンドラムから逃げるために、車に乗って出雲市内を走り回る」実写映画の構想を立て始める。
※日付の根拠:映画のロケハンのため撮影した最古の写真が10/03撮影だった。

(余談)
この映画は2024年現在でもまだ撮る意志があり、7月27日には「直進すれば次の店に行けたはずの交差点を、寄り道してロケ地を下見するため左折」しようとしたことで追突事故に遭う。投稿時点でまだ腰痛の通院中。

2022/01/25 - 「Cities: Skylines - Airports」 の発売

長年遊んできた都市建設シミュレーションゲーム「Cities: Skylines」の、空港をテーマにした新作DLCが発売される。このときは自作マップで出雲市を再現しようとしていたところだった。

富山空港のような河川敷の空港を作ろうと考え、斐伊川の神立橋北西の河川敷に空港を建設しようとしたところ、誤って斐伊川を埋め立ててしまい大氾濫が発生した。(空港の領域を指定する際に地形が均される仕様に気づかず、斐伊川の中ほどまでを領域指定し河川敷と同じ高さにしてしまった)
※日付の根拠:DLC発売日。

2022/02/16前後 - 出ない兎の皮算用

https://twitter.com/t_zunko/status/149394661410881126

恐らくは上記ツイートから、VOICEVOX九州そらが公開予定であることを知る。
同じプロジェクトのキャラクターで、中国地方がモチーフということで興味を持ち始めていた中国うさぎも近いうちにVOICEVOXに実装されるのではないかと予想。
中国うさぎの公開に合わせて合成音声を使った動画を投稿してみようと考える。具体的には先述の実写映画に使用するVFXの解説動画として中国うさぎのナレーションを付けた動画を公開しようとしていた。

(余談)
VOICEVOX中国うさぎが実際に公開されたのは1年以上後の2023/5/29である。当初予定していた動画ではないものの、公開に合わせて動画を投稿した。

2022/02/08 ~ 2022/02/11 - 幻のテンジン空港

先述の出雲マップでAIRPORT DLCを遊ぶ様子をVOICEVOX実況動画としてまとめられないか画策する。先述の中国うさぎ解説動画を作成する前に、短編動画を作成して収録~投稿までの流れに慣れておこうという魂胆もあった。

中国地方の次に出雲市に近い場所がモチーフのキャラクターということで四国めたんと、当時同じプロジェクトでは他に一人だけだったずんだもんを登場させるCities: Skylinesの実況動画を構想。
大まかな流れは、「聞き手役のめたんがプレイしていた出雲マップの天神団地(プレイ時の開発エリアの端)付近に、解説役のずんだもんが紆余曲折ありながらDLCの空港を建設する」というもの。「紆余曲折」部分の茶番として先述の斐伊川氾濫を元ネタに「ずんだもんがうっかり神戸川を氾濫させて天神団地を浸水させ、めたんが『天神団地が!』と叫ぶ」シーンを入れようとした。しかしVOICEVOXどころか合成音声を操作した経験がないことなどにより思うようにめたんを叫ばせることが出来ず、動画はお蔵入りとなる。
(作成途中既に、将来現実に起こりうる災害をネタにするのは不謹慎ではと思っていたため、仮に完成しても日の目は見なかっただろう)

これにより、「合成音声に叫ばせることができなかった」という割と強めの心残りを抱え続けることになった。
※日付の根拠:録画データのファイル名。

(余談1)
のちに投稿される「【WATCH DOGS】可燃性ハッカーめたん【VOICEVOX実況】で、概ね満足のいくようにめたんに叫ばせることができた。以下動画の6:01頃。

(余談2)
この時作ろうとしていた実況動画に雰囲気が近いのは、のちに投稿される「【VOICEVOX実況】砂上の楼閣!ネオ出雲【Starfield実況】」。
ただしこちらは、四国めたんが聞き手役から解説役になっている。

(余談3)
録画中、稼働中の誘導路の通行方向を切り替えると航空機がマップ端に向かって等速直線運動する現象を発見。現象の再現を試みていたところ、逆に航空機がマップ端から空港に向かって(後ろ向きに)等速直線運動する現象も同時に発生。この部分のみ切り出したものを後に「【Cities:Skylines】TENET空港」としてニコニコ動画に投稿。https://www.nicovideo.jp/watch/sm41144374


自分の声を合成音声に

2022/03/18 - 「VOICEVOX Nemo」の発表

VOICEVOXのキャラクターのいない音源として立ち上げられた新ブランド、「VOICEVOX Nemo」の発表。おそらく発表後数日のうちに存在を知る。
高校時代にアナウンス部門で悪くない評価を得ていたことから、アナウンサー風の読み上げでオーディションを受けてみようかと考える。
この時点では自分で絶叫する合成音声を収録するという発想は無かったように記憶している。

長年の悩みだったマイクの音量が小さい問題に終止符を打つため、ゲーム実況用とされるマイクを複数購入したり原因を調べてみるものの全く解決せず、そうこうしているうちにオーディションは終了してしまった。
自分の合成音声を作ってみたいという思いから、この後も未練がましくズルズルと録音機材について調べ続けることになる。

2022/04/01 - CeVIO AI 小春六花を購入

恐らくはexVOICEの紹介動画を見たことで、「合成音声とexVOICEを混ぜれば絶叫しているように喋らせることができるのでは?」と考え半ば衝動的に購入。

しかし作品のアイディアが思いつかなかったため、この時購入した六花ちゃんは2年近く放置されることになる(ホントごめん)。
※日付の根拠:購入時に受信したメールの受信日。

(余談)
2年後VOICEPEAKにアップデートされた後「【COEIROINK劇場】つくよみちゃん TUK-TUK DAY!」で日の目を見て、

その後「【車載風劇場】絶叫しながらUターンする六花一味」でようやくCeVIO AI版ボイスでも出演した。


収録

2022/04/02 - MYCOEIROINK リリース

検索履歴に特に録音機材関連のものが現れなかったため、シロワニさんのこのツイートは恐らくこの日見ていない。MYCOEIROINKの存在は後日知ったと推測する。

2022/05/13前後

自分の声を合成音声にすることを諦めきれず、ITAコーパスの録音方法や録音機材についてまた本格的に調べ始める。
※日付の根拠:ブラウザの閲覧履歴。

2022/05/19 - オーディオインターフェースとしてUM2を選定

この時点でオーディオインターフェース(とマイク)を買えば長年のマイク音量の苦しみから救われるのではと考え始めていた。
機材について情報収集をしていたとき、「さっさん」さんの動画、「【激安高音質】AG03にも負けてない!べリンガーのUM2が安いのに高音質すぎる件」を視聴。8:50付近の「UM2はボリューム調整の幅が広いのでボリューム不足にならない(要約)」という紹介が決め手となり、UM2の購入を決断。
※日付の根拠:Youtubeの視聴履歴。

2022/05/20 02:02 - 録音機材をメルカリで購入

UM2(オーディオインターフェース)、AT2020(マイク)、そのほか諸々で¥24,000の配信用セット。
※日付の根拠:メルカリ取引画面の購入日時。

2022/05/26~2022/05/27

自宅の自室でアナウンススタイルを収録。
恐らくはこの収録中か少し前ごろ、「コーパス文を読み上げるのではなく絶叫したら、『絶叫』スタイルが出来るのでは」と思い至る。
※日付の根拠:録音ファイルの更新日時。

2022/05/28 ~ 2022/05/29 - 「絶叫(仮称)」スタイル収録

実家所有の山林に自家用車で乗り付け、車内で「絶叫(仮称)」スタイルを収録。収録後に聞き返したところそんなに絶叫しているようには聞こえなかったため、スタイル名は「大声」スタイルとした。

実家所有の山林はO、H、Kの三か所(場所は伏す)あるが、28日はH、29日はOにて収録。
Hの収録場所への道は草が生い茂っており、通るたび車に傷がつくことは避けられないように見えたが、先述の事故により傷がついても問題ないと考え突撃。以下は後日撮影したHの参考映像。

Hが最も場所を明確に覚えていた山だったので先に行き、遮音性への不安を感じたかやはり車へのダメージが気になったために、翌日Oへ行ったものと推測する。後にメインの収録場所となるKはこの時点では未発見(祖父の死後場所が分からなくなっていた)であった。
※日付の根拠:録音ファイルの更新日時とGoogleMapのタイムライン。

2022/05/28 - 名称を「松嘩りすく」に決定

当初はアカウント名と同じ「まつかりすく」あるいは「まつかりすくボイス」等で配布予定だったものの、音声提供者と同名だと検索などで混乱を招くと考え、名称を分ける方向で検討する。
「まつかりすく」→「栗須かつま」のようにアナグラムにすることも考えていたが、もう少し配布者名が想起しやすい名称が良いと考えた。そこで、「まつかりすく」を漢字表記にして命名したらどうかと思い至った。
恐らくは丹下琴絵さんが分霊さん(合成音声)に「タンゲコトエ」と名付けていたことが頭の片隅にあったのだろう。

トーク系ソフトのキャラクターは上の名前が漢字+下の名前がひらがなというイメージがあったため、自分も「■■りすく」という形にしようと考える。
何となく1文字目をとし、2文字目は「やかましく騒ぎ立てる」意味合いのあるとした。「島根県の木がクロマツだから松にした」というもっともらしい後付け説明も考えたがしっくりこない。やはりは何となくだったのだろう。

以下は履歴から抽出した当時の検索ワード。
23:34 検索ワード:「 松果 」
23:35 検索ワード:「 まつぼっくり 」
23:39 検索ワード:「 カリスク 」
23:39 検索ワード:「 calix 」
23:39 検索ワード:「 mazcalix 」
23:41 検索ワード:「 松花 」
23:41 検索ワード:「 松花 名字 」
23:41 検索ワード:「 松果 名字 」
23:41 検索ワード:「 松火 名字 」
23:43 検索ワード:「 松科 名字 」
23:44 検索ワード:「 松禍りすく 」
23:45 検索ワード:「 末禍 」(→余談)
23:46 検索ワード:「 "松禍" 」
23:48 検索ワード:「 "松禍りすく" 」
23:49 検索ワード:「 沫 」
23:50 検索ワード:「 "沫禍" 」
23:51 検索ワード:「 "末禍" 」
23:51 検索ワード:「 茉 」
23:52 検索ワード:「 松菓 」
23:52 検索ワード:「 UnrealEngine GitHub チーム 」 ←?
23:53 検索ワード:「 松嘩
23:53 検索ワード:「 嘩 」
23:53 検索ワード:「 松嘩りすく

(余談)
終末もののゲームを作ろうかなーと当時考えていたため、終末の禍(わざわい)、"末禍"りすくという名前を考えていた。しかし既存のテーブルトークRPGのシナリオ名(?)に同じ漢字が使われていたため不採用。
執筆時点でも上記ゲームは作るつもりがまだある。内容は以下投稿のツリー参照。


配布

2022/05/31 00:26前後 - キャラクター「松嘩りすく」作成

当初、放送部時代に制作したテレビドラマから切り抜いた「自分が演じる登場人物の側頭部に突き刺さった(ように撮影した)灰色のUSBメモリのクローズアップ写真」をキャラクター画像として使用する予定だった。

ただ途中(日時不明)から、側頭部のみしか写っていないとはいえ実写画像をキャラクター画像に使用することは慣例からあまりに逸脱していて利用者もやりづらいと考え、ポートレートにデフォルトで設定されていた画像(COEIROINKの公式キャラクター3名の描かれたもの)をそのまま設定して配布しようと考えるようになっていた。

そして配布寸前(この時点で2時間を切っている)になって、今度は上記画像をそのまま配布物に含めてよいのか不安になる。
悪用防止などのため詳細は省くが、私があの画像を使用することが糾弾されるべき悪事であると主張するロジックを思いついてしまったため。先述の就職後の出来事がフラッシュバックし、影響力のある方に害意を持たれてそのロジックを使われ、炎上して社会的に死んでいく自分が脳裏に浮かんだ。

他者からの攻撃に気を配らず配布できるようにするため、自前のキャラクターを作成することに方針転換した。
Windows付属のペイントで適当に自分の似顔絵を描き、当初予定していた実写画像から、灰色のUSBメモリを引用して側頭部に突き刺す。
口は顔文字の「(=v=)」のように小文字のブイにしようとしたが、勢い余って筆記体風になってしまった。これはこれで趣があると思いそのまま採用。

原画。ファイル最終更新は2022/05/31 0:26。

この画像を正方形になるよう縦に引き延ばし、ポートレートとスタイルのアイコンに使用。

ver1.0で使用した立ち絵。ファイル最終更新は2022/05/31 0:32

「アナウンス」と「大声」で画像を変えようとしたがすでに夜遅くやる気がそがれ始めていたため、背景色のみ水色と橙色で区別する。
この2色は私が好きなPortalシリーズでよく使われる配色。

2022/05/31 02:10 - Twitterにて公表

10年近く投稿していなかったTwitter(当時)アカウントでDLリンクを公表。松嘩りすくの公開と同時に、「まつかりすく」名義の活動も開始。


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