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気になる日本語 その21

「了解しました」は「理解できました」の丁寧語

ですので、同僚や部下に使うのに適しているそうです。

ラジャー!

無線の交信でよく聞くフレーズですが、これを日本語にすると「了解!」になります。

ですので、
同僚や部下、または親しい間柄では
簡単に「了解!」と言うことも多いですね。

ちなみに…
ラジャーの綴りは”Roger”でイギリス英語ならロジャー、アメリカ英語でラジャー、意味は人名だそうです。

で、なんでラジャーなのか?
アルファベットを無線や電話で伝える際、スペルをひとつづつ伝えるのですが、Aはアメリカとか、XはX-Rayだとか、わかりやすい単語で表現します。
漢字を伝える時に「田んぼの田」とか「井戸の井」とかと同じですね。

「受信した」は正式は”Received"なのですが、長いので頭文字の”R”を意味する”Roger”と言うようになったとか。

では、目上の人に使う言葉は何か?

それが「承知しました」です。

「承知」は「わかる」の謙譲語。
「承知しました」だけで謙譲語なので、「承知いたしました」になると二重敬語になり、本来は避けたいのですが、より丁寧は表現として使われていますね。

「御意!」と言う方もたまにおられます。
「御意」とは高貴な人の考えという意味で、その方に同意する「御意のとおり」を略した表現だそうです。

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