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デザインの本当の意味を知ると、世界が変わって見える。
デザインってなんだっけ?
「デザイン」
いつのことからか、私たちの周りに当たり前のようにあるこの言葉。
これを見ている皆さんの中にも仕事でデザインに携わる方や、実際にデザイナーとして働かれている方もいるでしょう。
今日は改めて「デザインとは何か」について考えていきたいと思います。
それが分かった先には、デザイナーの方もデザインをしない方も、目から鱗な答えが待っているでしょう。
デザイン=見た目 ではない!
みなさん、「デザインする」という言葉を聞いてどんなものを連想するでしょうか。
『なんかいい感じの見た目のやつを作る』
『メガネにパーマの人がMacをコチョコチョやって作る』
いろいろな意見があると思います。
では広辞苑には「デザイン」という言葉、どのように書かれているのでしょうか?
デザイン【design】
① 下絵。素描。図案。
② 意匠計画。製品の材質・機能および美的造形性などの諸要素と、技術・生産・消費面からの各種の要求を検討・調整する総合的造形計画。「建築―」「衣服を―する」
このようにデザインは「下絵」や「計画」という言葉で説明されています。
つまり「考えること=デザイン」になるということです。
このことを踏まえると
「なんかいい感じの見た目のやつ」を作ることは
「デザインする」とは言えないということです。
デザイン=価値の翻訳
「じゃあデザイナーって何を考える人なの?」
そんな意見がちらほら聞こえてきました。
デザイナーとして働く私の個人的な意見ですが
デザインすること、それは「価値の翻訳」です。
???
が皆さんの頭に浮かんだのが見えたので補足をさせてください。
それって本当に「あなたのデザイン」?
例えばあなたが会社の新しい旅行事業の立ち上げを任されたとします。
その事業をよりよくするために、熱い思いをもって事業計画を立て、
2年越しにその事業をローンチするタイミングで必要なのがロゴのデザイン。
デザイナーにロゴデザインをお願いする時、
どういったサービスかを説明した上で制作を依頼すると思います。
その依頼を受けて、旅行っぽい、なんかいい感じのロゴを何通りも作ってそこから選ばせるデザイナーも多くいます。
しかしそれは本当に「あなたのロゴ」なのでしょうか。
「真の価値」は目に見えない
あなたの事業の価値とは、一般的にはサービスの内容や価格など目に見えるものなのかもしれません。
しかしデザイナーの私にとってあなたの事業の価値とは、ローンチに至るまでの失敗や試行錯誤、
さらにそれより以前のサービス立ち上げのきっかけや原体験。
すべてのストーリーが価値になりうるのです。
人を動かすのは「心の通ったデザイン」
担当者様のこれまでの軌跡を追体験し、その想いに一番近くで触れた時、
そこから生まれるデザインは見た目だけでなく、「心の通ったデザイン」となると私は信じています。
それだけ価値のあるあなたの心を余すことなく表現できるように考えること、
それこそ私がデザイナーとして考えることです。
あなたも「いいデザイン」をMAZIKAと共につくりませんか?