【ChatGPT×パワポ】ロジックツリーの資料を爆速で作る方法(一瞬でカッコ良いロジックツリースライドを作る方法も紹介)
【告知】爆速で外資コンサルみたいなロジックツリーを作る方法
※前半の続きとして、後半部分で、外資コンサルみたいなロジックツリーが一瞬で作れる方法を紹介しています。
詳細はこちら↓
https://note.com/mazenture/n/n9681f432204d
GPTsでロジックツリーを作る
GPTs「ロジックツリージェネレーター」で、ロジックツリーを作成します。
ロジックツリージェネレーターは入力された課題または目標をある程度分解してロジックツリーを構成するGPTsです。
最大4段階までロジックツリーを生成できます。
生成したロジックツリーはExcelで出力できます。
課題または目標を入力する
まずはロジックツリーの分解対象となる課題または目標を入力しましょう。
例えば、以下の通り。
会社の売り上げを上げたい
環境問題を解決したい、等
最初の要素を確認する
GPTsに入力すると、最初の分解要素を3つまで提示してくれます。
最初の分解が間違っているとまずいので、ここで修正します。
例えば、「会社の売り上げを上げる」が目標なら、一般的な理論では、最初の分解要素は以下の3つになります。
顧客数を増やす
顧客単価を上げる
リピート率を上げる
今回はサンプルとして「ECの売り上げを上げる」を設定します。
ロジックツリーを作成する
最初の要素が決定したら、その後は自動的に要素分解をして、ロジックツリーを作成してくれます。
以下の通り、ロジックツリーを生成してくれます。
ロジックツリーをExcelで出力する
ロジックツリーが完成したら、Excelで出力します。
この時、以下の文章を入力してください。
「Analyzing」と表示されている間にExcelファイルが生成されます。
Excelファイルが完了したら、専用リンク(時間期限あり)をクリックして、Excelファイルをダウンロードしてください。
Excelのデータをコピーする
Excelの内容をメモ帳にコピーする
ちょっとややこしい作業をしますが、まずはダウンロードしたExcelファイルを開きます。
セルに記入された部分だけを「Ctrl+A」などで全選択し、コピーします。
メモ帳の内容をコピーする
次にメモ帳またはサクラエディタなどのアプリを開きます。
新規ファイルにさきほどコピーした内容を貼り付けします。
今度は張り付けたメモ帳上のテキストを全選択でコピーします。
パワポを起動する
パワポのSmartArtを選択する
パワポを起動し、新規ファイルを作成します。
メニューバー「挿入」>「SmartArt」>「階層構造」の「横方向階層」を選択します。
SmartArtのテキストにメモ帳の内容をペーストする
「横方向階層」を挿入したら、オブジェクト左端にある「<(矢印)」ボタンをタップして、テキスト入力画面を開きます。
一番上の欄に先ほどコピーしたテキストをそのまま挿入します。
最後に無駄な空白を削除して、オブジェクトの位置を修正して完了です。
そのまま挿入した時にできるスライドは以下の通りです。
デザインを変更する
デフォルトのデザインがいまいちなので、以下の手順で修正します。
メニューバー「SmartArtのデザイン」>「SmartArtのスタイル」にて、色を変更できます。階層ごとに色を変更できます。
各要素のオブジェクトの高さと幅を変更する場合は、
オブジェクト自体を全選択する
メニューバー「書式」>「サイズ」>「幅」または「高さ」を数値を入力して変更できます。
右メニューの「図形に変換」を選択すると、より簡単に図形を修正できます。図形に変換して幅や文字の大きさを変更して見やすいようにします。
【爆速】コンサル資料みたいなロジックツリーをマクロで一瞬で作る方法
今回のロジックツリーは、パワーポイントのSmartArtを使ったため、デザインがあまりよくありません。
そこで、外資コンサルがネットに公開しているようなスライドとほぼ同じクオリティでロジックツリーのスライドを爆速で作る方法をご紹介します。
まさに以下のアクセンチュアが作成したスライドのロジックツリーを、PPTをほぼいじらずに簡単に作れます。
実際に、マクロを使って作成したスライドが以下の画像です。
実際に、SmartArtとは異なり、色の変更や、コネクタでちゃんとオブジェクトの間が接続されています。また同じ粒度のオブジェクトもちゃんと縦横が整頓されています。
パワポ作業はほぼなく、微調整だけでできました。
こちらも利用するのは、ExcelのマクロとPowerpointのみになります。
実際に使ったExcelとパワポは以下だけです。
ここに専用のマクロを組み合わせれば、先ほどのロジックツリーを爆速で作ることができます。
今回は先ほど取り上げたアクセンチュア作成のロジックツリーのスライドを一瞬で作成します。(赤枠のロジックツリーの部分のみ)
それでは実際にスライド作成の方法を解説していきます。
パワポの準備
まずはパワポファイルを新規作成して下さい。
新規作成したら、ロジックツリーの要素として使うオブジェクトを作成し、左上に配置しておいてください。
またオブジェクトのシェイプ名(オブジェクトを特定する名前)を挿入します。
シェイプ名は、ホーム>選択>オブジェクトの選択と表示>オブジェクトのシェイプ名が表示されます。
挿入>図形で四角形のオブジェクトを入れた際のシェイプ名はデフォルトで「正方形/長方形 1」になります。
そのため、今回もマクロも「正方形/長方形 1」にしてあります。なお、ダブルタップすると、シェイプ名は編集できます。
ここでオブジェクトの色や、文字の色は事前に変更しておきましょう。(ロジックツリーの分解要素のオブジェクトの色になります。)
なお、シェイプ名「正方形/長方形 1」以外のオブジェクトがあると、後述のマクロがうまくいかないので、絶対に他のオブジェクトは挿入しないでください。
これでいったんパワポファイルを保存してください。
Excelファイルの準備
次にExcelファイルを新規作成します。
Sheet1にロジックツリーの要素となるテキストをA列~D列に入力します。
この時、作成するロジックツリーと同じ配置、セルを記載して下さい。
もう1点重要な作業があります。
それは、Excelのセル幅と高さを調整することです。
理由としては、パワポに出力した時に、Excelの配置がそのまま反映されるためです。
そのため、オブジェクト間に空白を持たせるために、
・列の幅(=オブジェクトの横幅)を少し広めにしたり、
・行の高さ(=オブジェクトの高さ)を事前に調整しておきましょう(あとで再調整も可能です)。
ここでExcelファイルを保存します。
この時、通常のExcelファイルではなく、マクロ有効化ファイルで保存してください。
マクロを設定する
Excelファイルを開いた状態で、マクロを設定します。
メニューバー「表示」>マクロを設定>マクロ名「logictree」と入力>「作成」をタップ
すると、マクロの記入画面が表示されます。
記入画面を全選択して、全て消したあとに、以下のマクロをそのまま貼り付けてください。
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