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お元気ですか?私は元気です。



2024年6月某日

6:26

ふぁ🥱起きた。

やっぱ早起き。
昨日、ゆっくりめに寝たのになぁ。

早起きの時は、やっぱまだ憂鬱にはなるわな。
いかんせん。1日が長い笑

昨日寝る前にトイレ3回行って、
やっと眠れたわ。おばぁちゃんなの?私?笑

まぁなんでもいいけどぉ。

また急にお話が始まったね笑
笑っちゃうわ。

このお話をするに当たって、
どうしてもコロナ禍に私が何を感じていたのか。

そして、ストーカーというセンシティブな、
議題を掲げてしまった。

どう伝えるか。
ちょっと昨日の夜色々考えちゃったな💦

コロナ禍については、後付け感すごい出ちゃうし。
ストーカーといっても、千差満別。

様々なニュースがある中で、伝え方が難しいが。
あくまで、私が伝えたいのは、

「なぜ、私がガルガルちゃんになったのか。」

という話である事を理解してもらいたい。
ストーカーの被害に遭われた人や、
コロナで大変な思いをしている人。
あの時に、正義感を持って発信していてくれた人達を、
批判するつもりも無ければ、否定するつもりもない。

あくまでも、私の世界の話。です。

ご理解の程、よろしくお願いします。

このお話の始まり↓↓↓


✂︎-----------------㋖㋷㋣㋷線-------------------✂︎

コロナウイルスがまだ無かった直前。

私は、エステティクサロンを1人で営んでた。
私には、もちろ計画があり。

今頃には、もう現場を離れている計画ではあった。
つまり、思ってたのは違うけど。

ある意味では、計画通りとも言える笑

そもそもの計画は、従業員を育てて。
私は、現場を離れる。そんな予定だった。

実際に起こった現実は、鬱になり強制終了だった。

エステシャンってのは、かなり体力が必要で。
お客様への気遣い。信頼感や、美の提供ってのは、
様々な神経を使う。

まぁどんなお仕事でもそうだとは思うけど。

とくに、美というテーマがその人のライフワークや
大袈裟に言えば、人生観をも変える。
歪んだ情報も多い世界。

まぁあくまで、きっかけ程度だけど。
自分も綺麗で居なきゃいけないし。

色々、気を遣うんだよね。

1人でやるには、中々にキャパオーバーになる。
私のパソコンには、

面接時に何を聞くのか。
どんなスタッフを求めているのか。
どのように育成していくか。
そんな事が纏められたデータが悲しく残っている。

まさか。世界的パンデミックが起こるなんて。

私のサロンの集客はほぼ、
ブログと口コミでの集客だった。

口コミは、サクラは1人もおらず。
コロナ禍、その口コミに、
どれだけ勇気付けられた事か。

私の勲章のようなそんな類だった。

コロナ禍に入り、
あ。スタッフを入れるのは、これが終わってからだ。
と腹を括った。

売り上げが不安定になる。そう思ったから。
仕事をする人なら分かると思うけど。

人材育成ってすっごく難しい。
もう、悩みの根源になるといっても過言ではない。

コロナ禍のパニックとサロンの運営。
それにスタッフとなると。
私には抱えきれない。と判断した。

あれよあれよと緊急事態宣言。来たか。

未だ尚、私は思う。

濃厚接触と言う文言は、
どうにかならなかったのだろうか。

謎のピンクスライムが発動する。

みんなは記憶にあるか分からないけど。
最初の頃、観光バス?の運転手さんと、
そのガイドさんが感染して。

運転手さんとバスガイドさんが、
濃厚接触、濃厚接触。濃厚、、接触。

この2文字を組み合わせてしまった🤦🏼‍♀️
なんて言うか。夢グループから溢れる、
謎の昭和AV臭。クンクン。

実に香ばしい。



この2人組み合わせたらアカンやろ。
みたいな?🥺分かる?

濃厚カルボナーラ ◎
濃厚ミルク△ギリ
濃厚接触×

濃厚と接触、組み合わせたらアカンやろ。
ごめんなさいね。ピンクスライムで💦

同時空間とか?

まぁでも、濃厚接触が1番分かりやすいか。
ピンクスライムになる私に問題があるか。
とか。そんな事を考えたりしてた。

もう1つ、
コロナウイルス自体はそんなに致死率は高くない。
実際亡くなった方々もいるから、

あんまり、大きな声では言えないけど。
感染率が高いから
ロシアンルーレットの確率は上がるが。

そもそものウイルス自体の致死率は高くない。

これをなぜ思っていたかと言うと。

お客様で、高校生男子が居た。
私のサロンは、メンズの受け入れは紹介のみ。
としていた。まぁ1人でやってるし。
これも、身を守る為。

ご家族や、友人までは受け入れをしていた。

この、高校生男子がすっごく癖のある青年で。
実に面白い子だった。

学生さんの施術をする時の話題は、
漫画やアニメ、ゲームの話題が多い。

特に、男性の場合はよく会話をする。
でないと、変な空気になっちゃうからね🙂

分かる?

後は、大学でどんな研究をしてるとか、
卒論どうするか、とか。面白い情報がいっぱいある。

で、その高校生男子が一時期、
多分携帯アプリゲームだと思うけど。

ウイルスをばら蒔いて、
世界的パンデミックを起こす。

ってゲームにハマってると言ってた事があったの。
何だそのゲームってなったし。
癖が、癖が、癖が強すぎる!!!!🤦🏼‍♀️

ただその話がすごく面白くて、
面白いって表現は間違ってるか。
興味深いだね。

世界地図があって、ウイルスの特性を設定する。

感染率や致死率、症状とか。

で、地図上にウイルスを撒く地点を設定する。
そんなゲーム。
びっくりするよね💦

ただその子がそのゲームをして分かったのが、
致死率が高いと、
パンデミックを起こせないって話だったの。

ウイルスを運ぶ人間が早々に死ぬと。
運ぶ事が出来ないから、ウイルスも消滅していく。

この話を思い出して、
パンデミックが起こったという事は、
症状はさておき、致死率はそんなに高くないはずだ。
そんな事を思ってた。

なんの因果か。。そう思ったよね。

とにかく、流れに従うしかない。

緊急事態宣言の時は大人しく過ごし。
世間の情報に流されず。
世の中の空気をしっかり感じ取り。
自己判断していく。

きっといつか笑い話になればいい。
そう、切に願った。

私達はいつだって歴史的瞬間に生きてる。うん。

マスクもキチンとして、ゴーグルも付けて。
意味無いかもしれないけど。
お客様を不安にさせてはいけない。

うん。流されるしかなかった。

特に困った事は、
エタノールが手に入らなくなった事。

そもそもエステ業てのは清潔で無ければいけないし、
消毒等の作業はやっている業界で。

お客様に触れる前や、施術後に消毒作業はする。
その時に私は、エタノールを使っていたので、
それが手に入らない状況はかなり困った。

仕方なく、ネットで販売してる。
アルコールと書かれたものを仕入れてみたけど、

酒じゃねーかこれ!!っていう匂いが凄くて。
あの時は、本当に困ったなぁ。

緊急事態宣言が開ければ、
みんな謎のハイテンションになり、
集団心理って凄いもんだなぁとか。

まぁ、私もハイにはなったけどね笑
同じ同じ。

給付金でエステに来る人が増えたり、
または、減ったり。

年間の売り上げスケジュールが大混乱した。
全く予想がつかなくなった。

お金が沢山入れば、ハイになって使っちゃうし。
いっぱい貯まったお金で、
🧸の歯の矯正をしたり、
ネット通販で買い物しちゃったり。
まぁ、あれよ。あれよ。とポンコツになった。

いや、元々がポンコツなんだよな😇

そんなこんなで、私もみんなと同じように、
混乱の時代を生きてた訳。

私のサロンはテナントビルの2階にあり、
1階には、美容院や、BARが並んだりしていた。

1階にあるBARのマスター。
50代か60代くらいで、大人のBARって感じ。

3件目とかに行くような、
落ち着いた、哀愁あるBARで。
時々、アコースティックギターで歌う声が聞こえたり。

私が、仕事を終える頃にBARが開く。
なので、マスターとはご挨拶する事が多くて、
マスターの体が空いてる時は、
世間話を1時間とかする事もあった。

凄く可愛がってくれて、猫の話とか、色々した。
BARに誘われる事とかもなかった。
何度かご挨拶で飲みに行った事はあるけど。

なんていうのかな、友達のお父さん!みたいな感じ。
マスターは本物の大人だったから、
いやらしさとかが全くなかった。
まじで、友達のお父さん!って感じ。

コロナ禍が進み、緊急事態宣言やらなんやらで、
お互い、サロンを休む、BARを休む。
そんな事が増えて、会う機会も減っていった。

たまに重なった時は、ほんとコロナ堪らんねぇ。
お互い気をつけようねぇ。みたいな。

すっごくいい大人だった。

そして、ワクチンが登場する。
まぁ情報の大混乱。
みんなどうすればいいか、本当に悩んだと思う。

私は、とにかく面倒くさがりな訳。
分かると思うけど。

内容がどうであれ。1ヶ月に1回注射をするとか、
面倒くさすぎて無理と思った。
注射嫌いだし。自営業という事もあり、
強制接種もない。

50歳になってからでいいや。
これが私の自己判断だった。

ただ、難しかったよ😫
お客様はワクチンの話題が多かったし、

お姉さんならどうしますか?とか聞かれるし。
どっちも正解だし、間違いかもしれないやん?

私には分からないよ。
何が本当で何が嘘か。
ただ、面倒くさいな。ってだけよ。

ニュースを見て、あ。また飲食業が休業か。
マスターもお休みだな。とか。

シャッターの張り紙には、

「1ヶ月の休業をします。」

そんな事が書かれてた。
まぁゆっくり休んでくだせぇ。
そんな感じだった。


1ヶ月が過ぎても、BARは開かなかった。
なんか休み長いな。旅にでも出たんかな🤔
きっとそんな大きな休みもなかっただろうし。
お休み楽しんでるんだろな☺️

そこから、数週間。
張り紙はそのままにBARは開かなかった。

ある日仕事を終えて、サロンを出たら、
えらくBARが賑わってる。

落ち着いたBARのはずが、
人でごった返し、BARの前まで人が居た。

おぉー!久しぶりのOPEN!!
みんな喜んでるんだな☺️
マスターやったね✌️

そんな感じで、知らないフリをして、
BARを通り過ぎようとした。

その時、私の目に写ったのは、
額に飾られた、マスターの写真だった。

ん?

え?

なんだ?

え?

ん?

立ち止まらず、歩きながら。

なんで写真飾ってんの?
どゆこと?嘘でしょ?止めてや。
やだって。止めてって。

やだやだやだやだやだやだーーーー😫

あまりにも唐突に、そして不確かに。
マスターとのさよならがやって来たのだった。

何も確認しようがない。
マスターがどうなっちゃったのか。
ただ、BARを畳んだだけと言ってくれ。

マスターは、ワクチンを打つか打たないか、
非常に悩んでいた。

打ちたくないけど、年齢的になぁ。みたいな。

結局、ワクチンを打ったんだろうか。
それとも打たなかったのだろうか。

その日からあれよあれよと。
張り紙が剥がされ、看板が外れ、
テナント募集が新たに貼り付けられた。

数日後、私は行きつけのラーメン屋さんに居た。
そこの大将に、

「うちのサロンの下のBAR知ってます?」

「あぁ。マスターな。亡くなったらしいな。」

「え。」

「ワクチン接種の後に、容態が急変して、
エクモまでしたけど、あかんかったらしいわ。」

「・・・・・・。マスターって家族居たんですか?」

「なんか、前は奥さんおったけど。
今は1人やったみたいやで。」

悔しいのか、悲しいのか、寂しいのか。
私は、グッと口を紡いでラーメン屋さんを出た。

マスター。またお話したいよ。

ただそれだけだった。


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