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21歳が社会に出て思ったこと

私は都内で働く21歳。社会人3年目になる。
中堅企業のゼネコンで現場管理をしている。
3年働いているが、全くやる気が出ないどころか、興味も湧かない。

私は学生時代に思っていたことは、それなりに大きい会社に入り高い給料を貰うことが親孝行だと思っていたし、それが最善だと思っていた。
その為に、勉強を沢山してきた。高校3年の時に、部活を引退し、二級施工管理の資格に合格し、就職先に内定を貰い達成感でいっぱいだった。
その為、入社してから勉強する事もなく、ただただ適当に給料を貰いながら働いていた。
ただ適当に働いておけば良いと思ったのも束の間、3年目にもなれば、出来ないことが不安になる。焦りもあるがどうしたら良いのかはわからない。そのうち周りに置いてかれてるような気持ちになる。その為、自分は仕事ができない社会不適合人間であると思うようになった。
ある時、仕事を辞めたくなり高校の頃の先生に電話で相談した。

「自分のどの辺が仕事が出来ていないと思うのか」
「仕事が出来る人はどのような人の事を言うのか」
「仕事が出来ない人はどのような人の事を言うのか」

そう聞かれた時に、私は迷う事なく答えた。

「わからない事があっても知ろうとしない」
「段取りが出来て、優先順位を把握して動いている人」
「段取りが出来ない、何度も同じ失敗をする。自分の間違えを認めずに他人のせいにする」

それがしっかり自分で分かっているのなら、仕事が出来ない人ではないと思う。
その仕事に興味がないだけだと言われた。

確かに本来やりたい仕事とは少し異なっていた事に気づいた。
それから人生について逆算して考えてみた。
自分が女性である為、結婚し子供を授かり、子育てをするとなるとあっという間に30代、40代を過ぎる事になる。自分が自由で好きな事、やりたい事をやれる時間は少ない。
一度きりの人生を、興味のない仕事に時間を費やすことは無駄だと思うし、モチベーションも上がらない。
引き返せない事に気づく前に、やりたいことをやった方が仕事の充実感が上がるうえ、人生の価値も上がる。
何の為に、幼少期の頃から将来の夢を問われるのか、その意味が分かった気がした。
失敗したらまた別のことを探せば良いと思う。
挑戦しなければわからない事の方が多い。

DJ社長の「失敗に花束を、全ての若者に夢を」と言う言葉が私は大好きだ。

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