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マンションリノベで思わぬ出費!火災報知器増設の落とし穴

マンションのリフォーム、リノベーションを検討されている方へ。今回は、リフォーム中に遭遇した思わぬ出費、火災報知器の増設について詳しくお話しします。

リノベーションで火災報知器を増設?

我が家は、リフォームでウォークインクローゼットを2箇所新設したところ、火災報知器を2つ増設しなければなりませんでした。マンションの火災報知器は、戸建て住宅とは異なり、マンション全体と連動する自動火災報知器が設置されていることが多く、移設や増設には高額な費用がかかる場合があります。

クローゼット内の火災報知器①


ウォークインクローゼット内の火災報知器②

なぜ火災報知器を増設しなければいけないの?

火災報知器の設置は、消防法によって義務付けられています。ウォークインクローゼットのように、新たに部屋ができた場合は、その部屋にも火災報知器を設置する必要があるのです。

費用はどれくらいかかるの?

我が家の場合、自動火災報知器の2台増設に約30万円ほどの費用がかかりました。マンション全体と繋がっている自動火災報知器が既に設置されている場合、自動火災報知器の増設は高額になる傾向があります。
そのような火災報知器が無い場合は住宅用火災報知器の設置を行えばいいので、1つ当たり3000円から20,000円程度の費用になります。

火災報知器を設置しない場合の罰則は?

東京消防庁のホームページによると、火災報知器を設置しなかった場合の罰則は特に定められていません。しかし、万が一、火災が発生した場合、初期消火の遅れにつながり、大きな被害に繋がる可能性があります。また、消防設備点検で違反が発覚した場合、改めて工事をしなければなりません。

リフォーム前に確認しておきたいこと

  • 既存の火災報知器の種類: 自動火災報知器か、住宅用火災報知器かを確認しましょう。

  • 増設費用: 業者に事前に見積もりを依頼し、費用を確認しましょう。

  • 施工期間: 増設工事には、ある程度の期間が必要になります。

  • 法規制: 消防法などの法規制をしっかりと確認しましょう。

まとめ

リフォームを検討されている方は、火災報知器の設置についても事前にしっかりと調べておくことをおすすめします。工事が始まってから思わぬ出費に驚く前に、設計段階から火災報知器の設置についてリノベ会社の方、設計士や業者と相談することが大切です。

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