税理士・税務ライター 鈴木まゆ子
租税教育に携わる税理士の先生方向けに、授業で教える内容の基礎をまとめました。「なぜ『税金=会費』なのか」「なぜ税金の種類は50種類あるのか」のほか、現在教えている内容の是非や重要性について整理していきます。
「投資したいんだけど、できるかどうか不安で」 という相談を、ママ友からたまに受けます。 話を聞いていると、投資に向くタイプと向かないタイプに分かれます。これは手元資金がいくらとかそういうのではなく「性向」の話です。 投資に向くのは 「損を受け入れられる」 人です。 「人生、予想外の何かが起こって当たり前」なのですが、この事実を受け入れられない人は一定数います。 専業主婦歴が長い、公務員歴が長い、エリート意識・リベラル志向が強い人に多い気がします。個人的に。 「こ
「収入不安定なのにiDeCoなんてできるかどうか不安」 という言葉を、あるフリーランスの女性から聞きました。 要は「iDeCoの掛金を支払い続けられるかどうか」という話。 iDeCoは節税効果と将来の年金の備えという点から注目を集めています。 「トクみたいだから興味ある。けれど不安」という声はごもっともです。 で、冒頭の不安に対して私が答えられるのは一つしかありません。 「60歳まで毎月5000円を払えるならできます」。 これだけです。 50歳超えた人なら「10年間
2020年はこれまでになく、ライティング業が伸びた年だった。 ありがたいことに、執筆業収入は過去最高。 おかげで、夫の収入激減にもかかわらず旅行を楽しむことができた。 しかし、ずっと成長曲線をたどってきたわけではない。 2年前、私の収入は大きくダウンした。 「『書く』で食べてやる!」と決めて全力でトライした。 半年後、私は執筆で月30万円稼げるようになった。 このままで行けるのか、どうなのか…と、一抹の不安を感じつつ突っ走っていたある日、取引先が休業した。 月収30万円の
9月24日、宣伝会議の米光講座に申し込んだ。「編集・ライターを養成する」という内容だ。体験講座も受講せずに申し込み、決済してしまった。それくらい切羽詰まっていた。しかし届いた講座資料を見て後悔した。 「しまった、ラクじゃないわ、コレ」 ライター業を始めて5年が経過した。子どもの頃から文章を書くのが好きだった。だから「記事執筆なんて余裕」なはずだった。でも現実は違った。 記事にはすべて「狙い」がある。その狙いとは読み手の行動を促し、取引先のモノやサービスを購入してもらうこ
昨今の私は、穏やかな気持ちで仕事をし、夫と三人の子どもと一緒に晩ごはんを囲むのが日課だ。 しかし今から10年前、秋の青空を見ると死にたくなり、生きていること自体が苦しくて、しょっちゅう「死にたい」を口にしていた。 「迷惑ばかりかける自分はこの家にふさわしくない」 「私なんていないほうがいい」 その思いがいっぱいいっぱいになったとき、私は7階の柵の向こう側にいた。 排水管から手を放せば私は落ちて死ぬ算段だ。 放そうとした瞬間、子どもたちの顔が浮かんだ。 「死んでも同じこと