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mayuriとレンズぬま *第二十九本* YN35mm F2
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(購入時価格 / 新品10800円)
1.レンズについて
35mm四本目の紹介となる今回は過去のレンズとしてYONGNUOの35mm単焦点、YN35mmF2となります。このレンズは中華レンズでも初期のAFレンズですね。(Amazonで中華直送だった)
当時これを買った理由としては安い35mmが欲しかったというのがあるんですが、EF35mmF2を買った時に思ったのは最初から中古のEF35mmF2を買っておけばよかったと言う事ですね。当時は中古を買うという発想が無かったのかもしれない。
ラバーフードを付けていますが、こちらは汎用品でYN35mmF2にフードは付属されておらず別売りの設定もありません。
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さて、お気づきの人はお気づきだと思うのですが
このレンズは
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外観は完全にEF50mmF1.8IIのコピーですね。
レンズキャップもキヤノンのコピーみたいな見た目をしています。てかコピーやろ。
とはいえ、取付指標の位置が違ったり、マウント部が金属になっていたり、ピントリングがゴム巻きになっていたりEF50mmF1.8IIよりぱっと見の品質は上っぽいんですが、プラの質感はちょっと劣る感じ。
その辺中華レンズ。この頃の中華レンズを知っていると、今の中華レンズのクオリティの高さには驚きますね。
でもこのレンズが出たのが2015年ごろなので、たった数年であそこまでクオリティを上げてレンズメーカーも多数出てくる中国には驚かされる。
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EF35mmF2と並べると完全に別物ですね。ちなみにレンズ構成はほぼ同じ。また、EFは絞り羽根が5枚に対しYNは7枚になっています。
この辺りまで見るとYNの方がちょっと豪華に見えるんですが……。
最短撮影距離も同じ0.25m。
後半に写真を紹介して行きますが、EFに比べ大変貧弱な逆光性能とビルドクオリティの低さによる前玉のガタツキがあり少々アレです。
そしてEXIFの方は80Dで使ってた頃レンズ情報は35mmと表示されるのですが、EOS RPで使った際には75-300mm、R5に至ってはレンズ情報が表示されませんでした。
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(※ラクマ出品時の写真、フードとプロテクターは別)
小さな箱に説明書と合格証の二つが入っています。あと包装袋に入ってた気がしなくもない。箱のデザインはどことなくニコンみたいな雰囲気を感じます。
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ちなみに新品で買うとレンズに青いフィルムが貼られています。当時のレビューだと跡が残ったみたいなレビューを見た気がしますが、自分の場合はそういうことは起きなかったですね。
2.このレンズで撮影した写真
一通り見てきたので、このレンズで撮影した写真を見ていきましょう。
よろしくない逆光耐性、ガタガタする前玉側の鏡筒。
そんなレンズですが、どんな写りをしていたのでしょうか。
写真はFlickrから上げているものはLightroomにて調整現像しています。
▼2022年11月6日 呉ツーリング(EOS R5)
▼2022年9月6日 古民家ドール撮影会(EOS R5)
▼2021年12月4日 真庭市勝山の町並み/岩山駅(EOS RP)
▼2021年8月21日 燕趙園(EOS 80D / APS-C 56mm相当)
▼2020年6月27日 鳥取砂丘(EOS 80D / APS-C 56mm相当)
▼2018年11月21日 いろり山賊(EOS 80D/ APS-C 56mm相当)
▼2018年8月21日 京北/琵琶湖(EOS Kiss X5/ APS-C 56mm相当)
▼2017年8月31日 美保関灯台/弓ヶ浜(EOS Kiss X5/ APS-C 56mm相当)
▼2017年3月25日 王子ヶ岳(EOS Kiss X5/ APS-C 56mm相当)
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3.おわり
以上、初期の中華AFレンズ、YN35mmF2でした。改めて見ると描写自体は悪いものではないですね。逆光には弱いですけど。
ただやはり、逆光以前に鏡胴のガタツキが一番の気になりポイントだったのでEF35mmF2と入れ替えて手放してしまいました。(EXIFもおかしいのもあって)
しかしAPS-Cメインだったころに一番使いやすかった単焦点はコレだったので(恐らく画角的とドールのメインがピュアニーモだったのもあって、寄れるのが大きかった)本当に買うべき単焦点はEF35mmF2か、シグマ30mmF1.4を選ぶべきだったのでしょうね。
当時はあまりカメラ自体に詳しくなかったので仕方ないところはある(の割にはなぜ中華レンズに手を出したのか)
そんなはじめての中華レンズでした。この後の中華レンズはTTArtisan 50mmF1.2C(EF-M)を買って絞った時の描写の良さと、何よりレンズ自体のクオリティの高さに驚きました。中華レンズ、こんなに進歩したんだなって……。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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それではまた次回、レンズ沼の淵からレンズをお届けしていきたいと思います。