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mayuriとレンズぬま *第三十本* FED Industar-61 L/D 55mm F2.8
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(購入時価格 / 中古5000円)
1.レンズについて
ついにこのレンズ沼編も30本目を迎えました!その30本目に紹介するのはこのレンズ、ソ連製L39マウント標準レンズであるIndustar-61 L/D 55mm F2.8です。35mm編を続けてきたので、5mm長い55mmであるこのレンズを50mm紹介編に組み込むことにしました。
(50mm編の中で60mmも紹介予定、もし45mm辺りが増えても)
なお、このIndustarは星ボケの出るIndustarとは別物です(あちらはM42)
こちらは岡山のカメラ屋でワゴンセールの中から購入しました。
ところでL39マウントアダプターはどこで入手したか?と言われるとUtulens/WtulensがL39アダプターで各マウントに対応させているのでそれでL39アダプターを持っていました。
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このレンズの特徴はソ連製レンズと言う事です(もしかしたらソ連崩壊後のロシアかも)。日本国内にソ連レンズ含むロシアレンズはかなり入っていると思いますが、その一つだと思います。Amazonでもウクライナかロシア発送のショップでロシアレンズ買えますしね。すごいはなし。
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今回手に入れたIndustar-61 L/Dはキリル文字でIndustar(Индустар)と書いてあります、とてもいい。使うのはEOSですけどね。
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難点はピントリングの動きにムラがある感じなのと、絞りリングが少し硬いところですかね。あと自分のはワゴンセールの中から手に入れたので前玉に小さな傷がありました。(これは中古故仕方ない)
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最短撮影距離は1mと全然寄れません。レンジファインダー用なので仕方ないのかもしれませんが、全く寄れません。
35mmフルサイズ機で使うと本当に寄れなくて扱いが難しいところがありますが、APS-Cで使うと82.5mm~88mmの中望遠になるので多少使いやすくなると思います
フィルター径は40.5mmなので比較的探しやすいと思います。
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絞り値もF2.8と控えめなのもありかなりコンパクトです。このサイズ感で35mm判に対応しているのが面白い。
そんな小さな55mmのレンズです。
2.このレンズで撮影した写真
一通り見てきたので、このレンズで撮影した写真を見ていきましょう。
買ったはいいもののあまり使えていないレンズですが(もっと使え)中々いい感じの描写をしてくれます。
ロシアレンズと言えば星ボケのIndustar-61 L/Z ぐるぐるボケのHelios 44-2などありますが、このレンズはそういう特徴は控えめです。
ボケ描写がちょっといい感じかな?という所と、逆光時に盛大なゴーストが入り込むところ。
写真はFlickrから上げているものはLightroomにて調整現像しています
▼2024年8月6日 竹原(EOS R5)
▼2024年6月11日 広島(EOS M3 / APS-C 88mm相当)
▼2024年5月4日 大阪中之島/シーサイドコスモ(EOS R5)
3.おわり
以上、ロシアレンズであるIndustar-61 L/D 55mm F2.8でした。見た目からは感じれないほどのいい雰囲気の写りをしてくれますね。この逆光の弱さ、とても良い(遊び的なレンズとして)
実はこれ以外にもう一つロシアレンズを持っていますが、そちらも50mmの標準なのでまた今後紹介して行きたいと思います。
あなたもロシアレンズ、ひとつ持ってみるのもどうでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
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それではまた次回、レンズ沼の淵からレンズをお届けしていきたいと思います。