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mayuriとレンズぬま *第二十三本* ASAHI PENTAX Super-Multi-Coated Takumar 135mm F3.5

ASAHI PENTAX Super-Multi-Coated Takumar 135mm F3.5 / 2024年6月購入
(購入時価格 / 中古1700円)

1.レンズについて

 ニコンFを挟み、再びM42のペンタックスへ。SMCタクマー28mmF3.5と同じ日に別の店で購入した、ASAHI PENTAX Super-Multi-Coated Takumar 135mm F3.5になります。
 発売は1971年ごろらしいです。すげー古い!
 値段に0が足りないんじゃないかって?フード付き、動作良好、外観ヨシ、レンズ内も割と綺麗でこの値段で大阪で転がっていました。本当です。
 単にこのレンズ、安く転がっていることが多いですがぱっと見極上品がこの値段で手に入れれたのはラッキーでした。買う予定はなかったけどあまりの安さに買った一本です。

やすいねん

 135mmでF3.5というスペック、28mmF3.5と同じくいかにも並中の並どころか並以下な気もします(単焦点だとF2.8ぐらいになるので)
 ただ当時のレンズだとこういうスペックも多々あるので当時だと普通だったのかと思います。
 とはいえF3.5という絞り値というのもあり、比較的スリムなレンズです。

そこそこ長いけど小さくまとまっている
キャップは被せ式

 smc Takumar 28mmF3.5と違いフードはねじ込み式です。キャップは被せ式。
 外装が総金属製なのでかなり高級感はありますね。冬場だと触ってちょっとひんやりとします。ピントリングもゴムじゃないので劣化や白化の心配もなし。
 それとタクマーだと被せ式キャップが多いですね。意外と落ちないのが面白い。

しぼり

 絞り羽根は6枚、この辺りも普通な感じ。28mmF3.5は5枚でした。
 個人的には枚数少なめの場合5枚の方が玉ボケが五角形で独特な味になるので好きです。

マウント側

 マウント側です、各種連動ピンはありますが特に使われる事はないですね……。レンズ後玉は少々奥気味です。

EOS R5に付けている様子
(結束バンドが付いているが購入日に使っているため)

2.このレンズで撮影した写真

 一通り見てきたのでこのレンズで撮影した写真を見ていきましょう。
 今回はあっさり紹介していきましたが、F3.5とはいえ135mmの中望遠。F値が高くともボケが期待できる焦点距離です。
 ということでこちらのレンズで撮影した写真を見ていきましょう。

 写真は全てLightroomにて現像編集しています。
 ボディは全てEOS R5です。

▼2024年11月30日 中之島

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「いつもの中之島やなぁ……」

▼2024年9月7日 鳥取ツーリング

夏の奥津渓
降りたとこから
鳥取の日本海
鳥取の海辺を走り

▼2024年6月16日 播磨ツーリング

「おー!ええ天気やなー!」
はりまシーサイドロード
遠く見える家島
6月の田園

▼2024年6月1日 中之島

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smc TAKUMAR 135mm F3.5 絞り開放

3.おわり

 以上、ASAHI PENTAX Super-Multi-Coated Takumar 135mm F3.5でした。古い上に投げ売り同然で安く売られているレンズとして考えるととても良く写っていると思います。開放からもしっかり使えます。
 逆光だと盛大なゴーストが出ましたがその辺りはオールドレンズだと考えたら味として楽しめばいいかと。オールドレンズに求めるものではない。
 そして135mmの焦点距離でF3.5でもしっかりボケの表現も出来ているのが強みですね。ボケすぎないぐらいでちょうどいい感じかも。

 個人的に135mmという焦点距離が苦手で無いとか、むしろ好きというのであればこのレンズは本当に爆安で転がっていることが多いので状態がいいのがあれば一本持っているといいと思います。

 最後までご覧いただきありがとうございました。

 それではまた次回、レンズ沼の淵からレンズをお届けしていきたいと思います。


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