見出し画像

mayuriとレンズぬま *第二十五本* ASAHI PENTAX Super-Multi-Coated Takumar 50mm F1.4

ASAHI PENTAX Super-Multi-Coated Takumar 50mm F1.4 / 2024年6月購入
(購入時価格 / 中古5800円)
(※写真はM42→EFアダプタを付けている)

1.レンズについて

 今年最後の更新となります、第二十五回目で6本目の50mm、そしてオールド50mmはSMCタクマーの50mmF1.4になります。
 1971年ごろ発売のレンズです。
 タクマーで人気があると言えば55mmF1.8な気がしますが、自分はあえてこの50mmF1.4を選びました。
 さて、その理由とは?

アサヒペンタックスの明るい標準レンズ!

 こちらの方は大阪で135mmF3.5を購入した店と同じ場所で購入しました。状態はイマイチですが実用品なのでいいです。

 このレンズ、M42でF1.4ととても明るいレンズになっています。やっぱりコレを買ったのはアトムレンズ、という事ですかね。
 屈折率を上げるためにレンズのコーティングにトリウムが使われており、放射線を出しているらしい。人体には影響ないらしいですが。

フードは別に購入(広島で入手)
分かりにくいがそれなりに黄変している

 アトムレンズの特徴として、黄変があります。コーティングのトリウムが劣化して黄色くなるみたいです。デジタルだとAWBであまり気にはなりませんし、個人的にはこの黄変を味として見れるのでいいかな~と思う所。タクマー自体が青味が強く出るレンズと感じるので、むしろニュートラルな感じにもなっているかも?(きのせい)

 同じ店に1000円ぐらいの差でゴム巻タイプの黄変少なめのもあったのですが、なんか黄変してる方が味があると思ったのでこちらに。とはいえこちらも強烈な黄変をしているわけではないですが。

絞り羽根の枚数は8枚と豪華
キャップつき

 他の操作感等については、タクマーレンズと同じく統一感のある操作ですね。絞りリングの操作とフォーカスリングの操作ぐらいしかないですが……。
(絞りの自動手動切り替えはアダプター運用だと使う事が無い)

 また、タクマーは一部除き大半のフィルター径が49mmと統一されているのも良いですね。最短撮影距離は0.45mです。

2.このレンズで撮影した写真

 一通り見てきたので、このレンズで撮影した写真を見ていきましょう。
 所有レンズの50mm系で恐らく最古である1971年の50mmF1.4、どんな写りを見せてくれるでしょうか。

 写真はすべてLightroomにて調整現像しています。

▼2024年11月2日 美作江見駅(EOS 6D MarkII)

美作江見駅
美作江見のホーム
IMG_3227

▼2024年7月21日 四国ツーリング(EOS M3 / APS-C 80mm相当)

朝の与島
湖の畔で
四国の旅の続きへ
祖谷を走りゆく
「ここが早明浦ダムの下……」
青い空と青い湖と赤い橋
海辺の道の駅で

▼2024年6月30日 大津(EOS 6D MarkII)

「おっきなふね……」
噴水の近くで
大津港の波止
琵琶湖を眺めて
いーえむわん

3.おわり

 以上、アサヒペンタックスの明るい50mmであるSuper-Multi-Coated Takumar 50mm F1.4でした。
 開放は撮る状況によっては甘々ですね……。激しい色収差がも出ますがF1.4のボケはこれでしか味わえませんね。オールドならではの味わいもある。
 安いので一本、いかがでしょうか?

 最後までご覧いただきありがとうございました。
 夏に始めたこのnoteも毎週更新で25回も続けることが出来ました!まだまだ紹介できるレンズはありますので、来年も次々と紹介して行きたいと思います。過去レンズも含めると紹介した、これからするレンズは60本を超えています。

 こうしてモデルにレンズ持たせて特色を出している感はありますが、もう少しひねりが欲しいですね。
 最初の時はそうして色々していた感じはあるんですが、その最初の時に比べてあまりモデルを活用できていない感が今はありますね……。
 今後時間があるとき等にしっかりと考えましょう。

来年もよろしく!

 それではまた次回、レンズ沼の淵からレンズをお届けしていきたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!