林檎箱の優秀さよ
家具のはなし。
家具って滅多に買うものじゃないと思いますが
うちは、家具が少ない。荷物も少ないかもしれません。
食器棚もないし、チェストもサイドボードも
ありません。
家具を買うとしたらまず
解体できるものが理想的。上下がセパレートするとか。
家具って部屋の場所をとるし、雰囲気を支配しますよね。好みが変わることもある。
気分屋の自覚があるのでただでさえ
模様替えが頻繁です。
なので上下で分かれるとか
組み合わせができるとかは
私にとっては神です。
その、GODを超える存在をまだ見つけたことが
ない。
わたしのGOD。それは林檎箱。
今から12年前、近所のスーパーでダンボールと
同じ場所に捨ててありました。
「欲しい方はどうぞお持ち帰りください」と。
え?無料なの?びっくり。
ここは郊外の良さですね!
申し訳ない気持ちと共に
ラッキー!!と喜び勇んで
頂いてきましたよ。
あれから12年。
林檎箱の優秀さよ。
艶消しの白のペンキを塗ったらまた違う感じに。
IKEAのタオルラックと組み合わせて
棚にしてみたり。
ある時は、重ねて、チェストっぽく。
娘が幼い頃は子供部屋の本棚に。
かっこいい家具も素敵だけど
なかなか買い直しがしにくいし
値段も高い。
それよりも、変化し続ける自分の暮らしに合っている方が落ち着きます。
自分に合うものって
案外不便から生まれたりもするんですよね。
だから見つけた時の快感がありますね。
路地裏にある自分好みの居酒屋を見つけた時の快感にも似てると思うのはわたしだけでしょうか。
お読みくださりありがとうございます。