見出し画像

リアルで聞くとは 思わなかった

「色目使ってんじゃねーよ」
「ちょっと可愛いからって、調子に乗ってんじゃないの?」
まさか そんなセリフを、親子ほど年の離れた おばさま方に言われるとは思わなかった。

最初に断っておきますが、私は けっして美人ではないので 妬まれる覚えはないのです。(当時は)若くて、背が小さくて、丸っこくて、ちょこまかと よく働くので 小動物的な意味では 可愛いと言えなくもない かもしれませんがね。当時の男性上司に気に入られていたのは確かだと思いますが、それは ひとえに私が ”真面目で よく働く” からです。

その男性上司は おばさま方からは人気がなかったはず。赴任当初は 若くて おばさま受けしそうな容姿で 人気が出るかと思いきや、仕事に厳しかったから。とはいえ、「仕事中に私語をするな」 とか なんとも当たり前のことを言っていただけなのに。
私はその上司に指名されて、持ち場を離れることが何回かありました。彼のアシスタント的な役割で、別の仕事をしていただけです。
そんな中での冒頭のセリフ。少女漫画の読み過ぎでは?
というか、サボってるわけじゃないから。むしろ、あんたらより仕事してんだよ。と思っていましたが 言いませんでした。

こういう、女性がたくさん集まる職場は大変だな~。すごく めんどくさい。私、仕事は真面目にキッチリ要領よくやりたい派なので おしゃべりで親睦を深めつつ~とか 苦手なんですよね。おばさま方からしたら、本当に可愛くない後輩だったでしょうね。「しゃべってないで 手を動かしましょうよ~w」 って言って めっちゃ睨まれたり。
今なら もうちょっと上手く立ち回れるだろうか。ま、そんな必要もないか。自分が迷惑オバサンにならないように それだけ気を付けていこうと思う。

無印の はちみつねり梅を買い占めたいです。