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秋の虫のこえがする

うちの甥っ子たちは もうすでに学校始まっているみたいで。
最近は9月1日が始業式じゃなかったりするんですね。と、例のハッシュタグを見ながら考えてみたりもする。

小・中・高と振り返ってみても イジメらしいイジメは記憶にない。なんて治安のいい所で育ったんだ、と思う。でもよくよく振り返ってみると、小学校の頃 イジメのターゲットは私だったのかもしれない。
私、今では考えられないくらい目立ちたがりで、自信過剰だった。男子にいじわるをされたり 時に暴力を振るわれたりしても 『あぁ、こいつ私のことが好きなんだな』 って本気で思ってたし、クラス中の女子に無視されても 『あぁ、私がモテるから嫉妬してるんだな』 って本気で思ってた。なんて幸せな奴…
そういや 『私が書いたラブレターを クラス全員の前で先生に読み上げられる』 という羞恥プレイも体験しました。よく正気でいられたな、私。

中学校の頃 学年に3人くらい不登校の生徒がいたように記憶しているけど、イジメを目撃することは一度もなかった。この頃には私も完全なる地味子に成長していたので 標的になることもなく、平和。

高校に入学してすぐ、私は摂食障害で入院している。入学時からガリガリだったので、好奇の目で見られることは しょっちゅうだったけれど イジメられはしなかった。

ラッキーだったな、と思う。いろいろなところでイジメの話に触れると、なんかもう壮絶すぎて苦しくなる。そんな体験に触れることがなくてラッキーだったと思う。私が鈍くて、気づかなかっただけの話かもしれないけれど。そう考えると、鈍いのも悪くなかったなと思う。

今はもう いろいろと敏感になりすぎて、SNSの片隅で起こる 私と全く関係のないイザコザにも ビクビクしていたりする。そんなんで消耗するのも もったいないから、もっとドッシリ構えて生きていきたい。あと仕事したい。

無印の はちみつねり梅を買い占めたいです。