走り書き 2024/11/16
演劇が反戦プロパガンダに使われていたのを
ニュースで見た。
「演劇をプロパガンダになんて使わないでほしい。娯楽なんだから」
私はそう思った。
が、直後に気付いた。
演劇なんてそういうものじゃないか
と。
演劇というものは誰のものでもあり、
誰のものでもない。
あたしという一個人が「演劇をこう使ってほしい」なんて考えるのは、おこがましいにも程がある。
こう使いたい、ならいいと思うけど。
何に使われようが、演劇の価値は変わらない。
ましてや、あたし自身もね。
腫れた瞼を冷やしながらこれを書いている。