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【親バカ】生命の導き

こんにちは。お騒がせ女、ごまゆです。

1年前の昨日は、息子がお腹の中にいることが判明した日でした。

大切な日でも忘れてしまいそうなので、自分の覚書として書いておこうと思います。


妊娠判明の前日、私は富士山にいました。

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富士山の麓に住んでおきながら、人生で初めての富士登山。10人ほどで5合目から出発!!

その数日前からずっと気持ち悪くて食欲もそんなにないし、私とあろうものがお酒も飲みたいと思えない。。ついに、、私も人生初の夏バテ!!と思っていました。

富士登山の当日も、やっぱり気持ち悪い。でも身体は動くし、まあ大丈夫だろうと思い、みんなの先頭を切って颯爽と登っていました。

6合目到着!なんて神秘的な景色!!!!

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が。。安全指導センターの方からストップが!

「太平洋側を通っている台風の影響で、山頂は台風並みの天気です。山小屋を取っていないのであれば、もし万が一のことがあった時に助けてもらえないかもしれません。昨日も1名亡くなった方がいます。無理に止めることはできませんが、よくお考えになってください」


ナンデストーーー!
・・そこまで言われたら・・引き返すしかない。
まあ、富士山は逃げないし、来年リベンジだー!

と、諦めて下山。。

まあ、登頂してないけどね、やっぱりこれでしょ!

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ということで、飲みたくないくせに、ここまで来たし飲んでおかねば!とわけのわからない義務感でお決まりのビール。笑

こいつが悪かったのか、下山するバスの中にて・・

き、、気持ち悪い・・・河口湖駅までの道のりがとてつもなく長く感じる・・

到着するやいなや、トイレに駆け込み、、逆流。。

どうもおかしい。。

帰ったら、一応やってみるか・・と思い、その日は忘れてしまい。。笑

次の日の朝、トイレにて検査薬、検査薬、、と。

速攻で現れた線。・・あれ、これ、どっちが陽性なんだっけ・・?


ん!?

え!?

っえーーーーーーーーー!!!?????

に、妊娠・・してる!?マジでえーーーー!?


とりあえず、病院に行かねば・・彼に知らせるべきか・・?

というのも、彼と付き合い始めて、まだ2ヶ月ちょっと。急展開すぎやしませんか・・!?

いや、まだ朝の8時・・(彼は夜遅くまで働いているため、起きるのはだいたい朝10時くらい。)

・・とりあえず電話してみよう。。(とってもドキドキ・・どんな反応するんだろうか・・

こういう時、逃げてしまう男性もいるって聞くし・・

かくかくしかじか話すと、彼は
「え!そうなの!?そうかそうか、病院何時から?どこの病院行くの?わかったよ」
と。

それから一人で病院に行こうとした時、家の外に現れた彼

来てくれたのね・・!

来るって言ってくれればいいじゃないか!と思いながらも、安心と嬉しさが込み上げてきたのを覚えています。

一緒に病院へ。結果、、

「心拍ありますね。おそらく6週くらいでしょう。」

と。


嬉しいというよりも驚きと動揺が抑えきれず、素直に喜べない私。。

そんな中、彼は
僕は嬉しいよ!!でも、産むのはごまゆだし、無理にとは言わないよ」

と。

私より喜んでくれている。。

それが私を何よりも落ち着かせてくれて、安心させてくれました。


そこからトントン拍子に事が進み、結婚、出産を迎えたのでした。

本当は、もっと計画的に人生進めようと思っていたのですが。。笑

1回目の結婚で失敗してしまったので、2回目は慎重にいくぞ!!と思っていたし、、笑

占いでも結婚、出産は数年後だったし、、笑

出産はまだあと数年後だな。それまでにいろんなところ旅するぞ!と意気込んでいました。

しかも、2週間後に控えていたスペイン旅行も泣きながらキャンセル・・


でも、この子は、このタイミングで来てくれました。

それまでずっと
”このタイミングで子どもができたら困る”
と思っていたけど、今の夫と付き合い出して、初めて
この人とだったら子どもがいてもいいかも
と思えたタイミングでもありました。

ほんの隙をつかれた感じ・・笑


でもこのタイミングで来てくれたことに意味を感じるのです。

ちなみに、付き合い始めたあたりが妊娠0週0日。

この子が私たち夫婦を結びつけてくれたのだろう。

きっと、スペインも一緒に連れて行けということだな。

富士登山はこの子が登るな、と導いたのだろう。なんて生命力の強い子なんだ。(いや、その前に気づいてくれよ、母)


いろんな意味で(私の勝手な解釈ですが)、妊娠発覚時から我が子の生命力の強さを感じさせられてきました。

確実に、我が子の生命が私たちの生命を、人生を、輝かせてくれています。

きっと、これからもさらに磨かれて行くんだろうな。


私たちを選んでくれて、ありがとう。

私たちを夫婦にしてくれて、ありがとう。

私をお母さんにしてくれて、ありがとう。


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