タイ(バンコク)
タイでオープンする和カフェのプロデュースを打診されており、現地調査に入りました。
今回入居予定のビルは立地に特徴があり、ものすごくターゲットが絞られるため、いわゆる一般の方の生活圏で受けているカフェを真似するだけではダメそうなのです。
深夜日本を発ち、早朝のタイへ着きましたが、まもなく雨季を迎えるタイはかなり蒸し暑く、BTSという、日本のゆりかもめばりに高いところを走る電車を駆使しようと思っています。
今回の主な目的はターゲット層の嗜好に合った各スイーツ&ドリンクの糖度調査。
フード開発者なら感覚値でわかりますが、そうでない人には数字の基準が大事。なので、ここをしっかりと数値化し、ターゲットに合わせたメニュー提案します。
これはタイのセプンイレブンにある緑茶
糖度6.5。日本の甘いフルーツトマトと大体同じ値。トマトにはグルタミン酸おいう旨味成分が含まれておりますが、実は緑茶にもグルタミン酸が、もし私ならもう少しお茶の抽出温度を変えますが、馴染みのある甘さになっており、タイでも甘いミニトマトが人気なのでわかる気がします。5年昔なら糖度10を超えていたはず。味覚が変化しています。
少しマニアックですが、実際の調査物は挙げられないのですが、こんな分析をチマチマするのがメニュー開発の序章です。
今日は調整日としているので、ゆるっと周りをお散歩しながら、滞在に必要なものを揃えたいと思います。