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福森直也選手ベガルタ仙台へ完全移籍

 昨日リリースが出ました。

 大分から加入した時、戦力としてもっとチャンスが巡ってくるのではないか?と予測していました。統率力もリーダーシップもあるタイプだったので。黙々と努力でき、常に明るさを失わない。

 常に求められていることをピッチで表現しようとされていました。今季は左サイドバックで出場した時の逆サイドへのだいたんなサイドチェンジや、アーリークロス。それだけでなく、裏を狙う縦パス。ディフェンスだけでなく、広い視野とロングパスの制度も魅力だなと思いました。

 縁あって、2年でしたが、インタビューは何度もさせていただきました。佐藤由紀彦さんに似ていますねって言った時にキョトンとされてしまったのは、ゼネレーションギャップの大きさを大いに感じた瞬間でした(笑)サポーターのみなさんはなかなか練習も感染予防のためずっと非公開のままで交流チャンスが少なかったかなとは思いますが、やわらかで、頭もよく、気持ちのいいハートを持った素敵な選手でした。

 「足し算ではなく掛け算になる関係性を」と昨日松岡選手の移籍加入会見で大熊GMがおっしゃっていました。福森選手の後に、後藤選手が来て、そして鈴木義宜選手も。3人がピッチで心地よさそうにしているのを見た時、掛け算だ!とかなり期待していましたが、不運も重なってしまいました。

 派手さはないのかもしれませんが、平岡選手をチームの中核として据えているベガルタ仙台ですから、センターバックとしても、サイドバックとしても、福森選手がピッチで躍動する場面は確実に増えるはずだと期待しています。

 なかなか出られない期間が続き、今季試合出場チャンスが増えた時、奥様が喜んでいて、心配かけてしまっていたことを反省していました。何処にいるかではなく、ピッチで元気に活躍することを選んでの決断だと思います。それがプロサッカーの世界でしょう?と言われても完全移籍のリリースは、もっと自分にも何かできたんじゃないか?と思ったりして寂しいものです。この夏は暑さだけでなくしんどい!

新天地での活躍を心からお祈りしたいと思います。福森選手の活躍で、ご家族の笑顔が増えますように。

 

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