(2020年改定版)各配信プラットフォームの使用感について
はじめましての方は、はじめまして!
そうでない方はこんにちは! まゆにゃあです!
初投稿では3000件超のビュー46件のスキをありがとうございました!
今回、当マガジン主催のスシテンコ先生から、
表題のような記事の依頼がありましたので1年ぶりに、
各動画配信プラットフォーム(以下、PFと記載する)について
まとめたいと思います。
この記事は私の体感及び個人的見解であり、
(補足部分については共著者の紅乃 翠氏の体感であり、)
この記事に関してVTuber(YouTube以外はV放送者)、
PF運営及びそのファン(オタ)の認識との整合性、正常性、
正確性については今回も一切の責任を負いません。
くれぐれもご注意ください・・・
*Twitch、ニコ生、nanaについては、当方に知見がないため、
共著者の紅乃 翠氏に執筆をおまかせしております。
当マガジン、前回の記事はこちら⇓⇓
下記のツイートを投稿してから1年以上経過しましたので、
備忘録も兼ねてこの記事を投稿しておきます。
★この記事は現存するすべての動画配信プラットフォームを
網羅的に解説するものではありません。予めご承知おきください。
YouTube
YouTubeは元々動画のプラットフォームであったが、
広告等による収益の受け取り(YouTuberの誕生)、
スマホ配信機能の追加、配信機能も追加というPFであるため
投稿及び放送の難易度はそれほど高くない。
*運営がGoogleということもあって、
老若男女一度は耳にしたことがあるような大衆的PFである。
しかし、誰でも使える大衆的PFということは、
収益を得るという面での難易度が高いということを意味している。
数字を追い求める場合は、動画や放送等のコンテンツの質について、
担保する必要があり、ある程度のRPもしくは別人格として活動することが
求められる。そういった点ではデメリットも有るPFだと思う。
最近はVTuberも多くなったので埋もれてしまうことも多く、
認知されるためにかかるコスト、放送の質の向上等にかかる金銭的、
時間的コストは、以前と比べさらに高くなった。
チームで動くなどでない限り、個人VTuberが1人で収益化を目指すのは、
他人では代替できないキラーコンテンツがないと難しいという印象。
ツイキャス(TwitCasting.tv)
ツイキャスは元々配信に特化しているプラットフォームに、
収益化機能(2018年リリース)がついたもので、
YouTubeとはそもそも前提が異なるPFである。
スマホからでも簡単に放送できる点が魅力であるが、
最近はニコ生放送者のサブ拠点になっており、
おすすめユーザー欄にはいつもほぼ同じ組み合わせになっている。
放送難易度で言うなら、放送自体はとても簡単であるが、
よからぬ放送主が多いと感じており、本家ニコ生よりはキレイだが、
一般的な感覚で言うと汚いニコサブ生放送という印象である。
SHOWROOM(ショールーム)
SHOWROOMでは大きくわけて2種類の放送者が存在し
■公式配信者…公式枠で配信をしている配信者
■アマチュア配信者…アマチュア枠で配信をしている配信者
というわけ方になっています。これらの大きな違いは、
投げられる無料ギフトが星か種かという違いもあります。
*星投げは公式枠だけ、種投げはアマチュア枠だけ可能です。
SHOWROOMの放送難易度はそこそこ簡単であるが、
通常のVTuberのような放送をしようとするなら、
スマホアプリもあるが基本はPCから行う必要があり、
新規で今からV放送者として個人が参戦するのは、
お薦めはできないかなぁと思うPFである。
なぜなら、既にSHOWROOM公認V配信者がいて、
その周りにファンがついてるという、村構造のような構造が
既にできており、視聴者の獲得が難しいと思うからである。
また、知られるまでの孤独感と単なる星・種集めのための同時接続者、
視聴者数の増減に精神が耐えられるかどうかが肝なような気がする。
*話題になった”バーチャルジャニーズ”はこのPFで活動している
模様である。
*48グループや坂道グループも大体ここである。
配信者側にとってもリスナーにとっても使い勝手ははダントツで◎
ただし、配信ルームに訪れたリスナーがその人の推しのために、
星や種集め目的で入室だけして視聴していないことも多々あります。※1
(すこすこツール※2を使うと配信中のルームにランダムで入室できる
ため)。
また配信者としても星や種集めの時間を考えて配信しないと
リスナーから苦情がくることも。
注目したいのはSHOWROOM Vアプリ!
VRoid使いのバーチャルさんはSHOWROOM配信以外にもスマホだけで
手軽に動画撮影できるため、
紅乃もおはよう&おやすみ動画をツイートする際にも愛用しておりますよ!
補足解説:紅乃 翠 氏
※1 星・種集めとは、いわゆる上述した無料ギフトのことで、
視聴ボーナスとして一定以上の時間視聴するともらえる(上限あり)
無料アイテムです。
※2 すこすこツールについてはこちらをご確認ください
17(イチナナ)
イチナナはやったこと無いけど頻繁に見ている。
たまにサーバーが重いことがあってそういうときはラグが多くなる傾向も。その他のPFのようにギフト(アイテム)課金をすることができるが、
アイテムの価格とそれに使用するポイントの価格がとても安いので、
気軽に投げることができる。
公認配信者になるとパソコンから配信できると聞いたこともある。
パソコンからも視聴やギフトを投げることはできるが、
Poke(ポーク)という17の放送主が視聴者に取ることができる、
アクションの一種はPCだと表示されないことがある。
また、一括pokeはPC視聴者には届かない。
<17のデメリット的なもの>
1年契約で縛られてその間は辞めることができないという話がある。
※認証ライバーは、1年間は17をやめることができず、
もし他のプラットフォームに移ってしまうと規約違反で法的措置の恐れ
もあるという風なことが書いてある。
そもそも退会機能がないので、
見なくなったらアンインストールして1年放置するしか、
アカウントを抹消する手段がないらしい。
※2020年現在退会フォームが設置されており、
退会はできるようになった模様です。
ペリスコープ(Twitterから見れるライブ)
Periscopeとは、みなさんが知っているであろうSNSのTwitterが提供
しているスマートフォンでの生中継配信・閲覧が可能なアプリです。
アプリを起動すれば、簡単に撮影した映像をリアルタイム配信できます。
2016年12月15日からは専用アプリを介さずともTwitterアプリから放送
及び放送の視聴できるようになった。
(TLの最上段に時々新しいライブ放送がありますって出るあれ)
なお、前述のツイキャスとPeriscopeは別物(運営会社自体も別)である。
Periscopeはパソコンからの放送も可能であり、
OBSやXsplitなどの放送ツールをつかうことで高画質放送が可能である。
YouTubeとの同時配信なども可能である。
OpenRec.tv(オープンレック)
オープンレックは、主にゲーム実況に特化したPFである。
例を上げるなら、スプラトゥーンなどの人気ゲーム中心に、
Minecraft、マリオカート、スマブラ、アイドルマスター系統、
バンドリなどのスマホアプリゲームののゲーム実況などを見ることが
できます。
放送するためには運営からの審査による放送資格の取得が必要。
海外のプラットフォームのためある程度語学力があったほうが人気には
なりやすいかもしれないが、技術力で押せばなんとかなることは確認済み。
(TwichaDash等による対応をすれば良い)
Mirrativ(ミラティブ)
Mirrativはアバターを使った放送をスマホだけで簡単でできるように
最適化したものと思ってもらえればわかりやすいと思う。
モデルを作ることもできるので初期コストがとても安いと思われる。
※通常V放送者を始めるには、
Live2DモデルやFacerig等の動かすツールや放送用のPC等が必要だが、
Mirrativは1つのアプリで全てをまかなえるので放送難易度は低い。
ただし、スマホの機能でできることしかできないので、
PCのような複雑なことはできないと思ったほうが良い。
※コメント欄で追記と訂正をエイリオン様よりいただきましたので、
下記に転載いたします。(コメントありがとうございます!)
まずミラティブでVtuber活動という形でしていくには、
自分はVtuberではなく一人の配信者としてアピールして行く方が、
地に足のついた信頼を得れます。
まず過去ホロライブの方とかがLive2Dで配信とかしてたり、
自分がVtuberについての話題をだしたりしていましたが、
結果から言うとVtuberという言葉の認識度はミラティブ内では低いです。
(これは過去のものだったが、今では不明)
現在では、昔あったエモモ(ミラティブの3dアバター)表示も、
ゲームプレイ中にはエモモは表示されません。
なので、ミラティブを利用するメリットとしては
〇Vtuberクラスタとは違う所のファン層の獲得
〇配信の勉強と慣れ
〇配信者としてのいろはを身に付ける
です。
デメリットとしては、記者様の記事通りでもありますが、
〇複雑な事は特にできない
〇オリジナルアバターが使えないので、
自分のVtuberとしての顔を覚えて貰うのが一手間必要
〇収益化までの道のりは、相当人気者及び、
相当な配信頻度を設けなければ、遠い可能性もある
SPOON(音声のみ放送できるPF)
スプーンは韓国発の音声のみのラジオPFです。
通常の音声のみの生配信と、
音声録音したものをおいておく事ができる機能
音声投稿を依頼する機能があります(シチュエーションボイスの投稿など)
動画コンテンツとしてでなく音声コンテンツ専門のV放送者なら、
知っておいて損はないかもしれません。
Reality(リアリティ)
スマホで気軽に見れるプラットフォームとしてなら、
リアリティがまず一番に名前が知られていると思う。
ギフティングの豊富さがとてもいいと思う。
このPFの運営はバーチャル界隈では結構名のしれた、
VTuberのKMNZ(ケモノズ)を運営しているケモミミDJのDJ RIOさん。
確か、にじさんじがこのPFをよく使っていた記憶がうっすらある。
内容については以下が詳しいのでこの記事で説明するのは省く。
topia(トピア)
できることは前述したMirrativとよく似ているが、
Mirrativとの大きな違いはカラオケ機能が標準でついている点である。
その点以外の機能については、概ねMirrativと同等のことができる。
なんといってもカラオケ配信が無料でいくらでもできます!
もちろん雑談配信してもOK。
ただ、VRoid Hubやカスタムキャストなどとは
まだ連携されていないようなので、
トピアアプリ内で専用のアバターを作る必要があります。
補足解説:紅乃 翠 氏
サポートが手厚い?(というより運営が身近にいる)ので、
不具合修正やちょっとしたことならすぐ解決できるのが強み
最近浴衣も出たらしい(めっちゃかわいい)。
運営が近くに感じられるPFはあまりないので個人的にはおすすめである。
トピアやるなら椿ユズ氏をとりあえず見たら良きと思う
(まゆにゃあの推しを唐突にぶっこんでおく)
めっちゃかわいいからみて! とにかくみて!
Twich(ツイッチ)
紅乃は視聴専用&極まれにOBSテスト用に使用しているため、
まだまだ使いこなしてる程ではありませんが、
UIがDiscordに似ているのでとっつきやすいバーチャルさんも多いかも。
強いサーバーを使っているのか、
配信が途切れたり急なメンテが入ったりといったトラブルが少ない
イメージがあります。
海外ユーザーが圧倒的に多いので、英語が得意なかたには
特にオススメします。
ワールドワイドな大らかでしがらみのない配信が楽しめるかと。
ニコニコ生放送
流石は一般人が配信をするきっかけとなったパイオニア!
ニコ生の仕組みに慣れている人ならこれ一択でも良いかもしれません。
紅乃は敢えて立ち絵も出さず、
タグにもVtuberとは記載せずに雑談ラジオ配信をしております。
NGワードやNGユーザーの登録もコメントをタップするだけで
リアルタイムに設定できます。
その他にもトークのお題や配信者フォロー機能など好みのツールも
配信中に使用可能。
特筆すべきは配信規約の自由度がダントツで高いので、
他のプラットフォームではできない表現や意見を伝えることができる
ところを私は大変評価しております。
アプリ内から開発元へ機能の要望を伝えることができ、
かつ迅速に対応してくださるため、今後の機能強化にも期待大です!
nana/nanamusic(ナナ)
nanaは音楽に特化したスマホ用の歌ってみた投稿アプリです。
あまり詳しくないので解説は以下の人におまかせします。
編集後記
この記事の経緯
※ちなみに”あの記事の感じ”とは、初投稿記事のことです。
という流れでこの記事になりました。
以上、2020年8月現在での各プラットフォームの空気感を
備忘録として残しておく記事でした。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
今回、補足に協力してくれた紅乃 翠氏のリンクをまとめておきます。
ご興味ありましたら、是非ご登録、ご視聴ください。
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