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伊勢丹で推し活したら店員の「前提」の凄さに手ぶらで帰れなくなった話

私はセーラームーンが好きだ。
しかも35才になってからハマった。
その話はまた別で書くとして、大人の推し活は本当に恐ろしい。と改めて実感している。

セーラームーンは数々のブランドとコラボしていて、30年経った今でも毎年、いや毎月新商品が出ている。そして今季は、待ちに待ったジミーチュウ様との外部戦士コラボがはじまったんである。
(外部戦士とは、おなじみの5戦士の後に出てきた4人の戦士でセーラーウラヌスに至っては、2020年に行われた人気投票で主人公を抜いて一位になる程人気なのである)

もれなく私も外部戦士が好きで、今季はかなり危険な予感がしていた。ネットのオタ民達もかなり沸いた。だから店舗には行かないつもりだった。それでもSNSでみなさんの投稿を見ていて、ポップアップストアなのに世界観が作り込まれまくっているのを見て、ワクワクした。


せっかく東京にいるんだし。と伊勢丹新宿にあるストアを見に行くことにした。発売2日目にして完売商品も多く、欲しいものはないと思っていたので、見るだけでいいと思った。


世界観がすごい。少し前のセラムン展を彷彿とさせる


キラキラ〜

開店1時間で50人待ち

さすがである。そんなのは予想済みだ。店内には1カスタマーにつき、1人ずつ店員が接客につく。店内は3〜4名しかいないので、思う存分写真を撮って楽しめる。そりゃそうだ。ここは伊勢丹であり、原宿の公式ストアではないのだ。


いよいよ入店

ワクワクしながら店舗に入るなり店員さんに「どちらをお探しですか?」と聞かれた。私はハッとした。みんな明確な「これを買う」という目的があってここに来ているんだ、と。

1+1=2
入店すなわち購入

店員さんのその前提が、
もれなく私に適用された瞬間だった。


気がついたら私は、カバンを手に取って購入していた。前提とは本当に恐ろしい。いとも簡単にそれを「真実」だと思わせる力がある。そしてそれが推し活に適用されようものなら、宇宙の真理になってしまうのである。


宇宙の真理なら、仕方がない。
あらがうことなど、できるはずがない。


宇宙の真理に従ったまでである

会計を終え、思う存分店舗を楽しんだ。あげく店員さんに写真まで撮ってもらい、その場を後にした。


お仕事がんばります。

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まがらまゆな@パーソナルコーチ
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