言葉にしないということは癒着しているということ
多くの人の好むコミュニケーションの取り方の一つに
「言わなくてもわかるだろう」というものがあります。
人は親しくなればなるほどに絆が深まってきます。
その絆というものは誰もが欲しているものです。
親しい人、打ち解けられる人、打ち明けられる人を持つ人が
最も人生に宝を持つ人かもしれません。
近くなりすぎた関係はなぜか言葉によるコミュニケーションを
しなくなることが多いものです。
親しくなりすぎるほどに、言いにくいこともできてきます。
それは親しいからこそ、お互いが傷つけたくないから
自分も傷つきたくないからです。
親しいからこそ、言葉に頼らなくても、と思うのです。
親しいからこそ、雰囲気でわかるだろうとか
様子を見て察してほしい、という感覚です。
親しい人と良い関係性を築くには
「境界線」が必要です。信頼している者同士だけができることだからです。
お互い、一線を引いた関係が最も尊敬に値するものかもしれません。
言葉にしない関係性は「関係性に癒着している」ということです。
その言わなくてもわかってくれるだろうという
その人に癒着しているということです。
癒着した関係性には自分自身の確立が困難となってきます。
言わなくてもわかるだろうという付き合い方は
人間関係の怠けです。
西洋占星術ではコミュニケーションは水星と3ハウスで表します。
講座やセッションではこのような星の「仕事」もお伝えしています。
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